そこに記述されたのは・・・

方法論であり、対処の仕方です。

そことは、あなたの魂の中です。

それが記述されたときは、自我君も若かった。
その時は成長の途中で、力もなかった。
そんな中で作り上げられたマニュアルだった。

その時は何ども何ども考えて検討を続けていた。
それが魂の中に黙示録として残された。

でも、そのマニュアルはもう使い物にならない。。
でも魂というコンピュータの中で今も動いています。

最新のパソコンで初期のOS(Window95など)を使っているようなものですね。

古いOSでは最新のプログラムなどは使えません。


同じようなことが私たちの心の中で起こっています。
古いプログラムが新しいプログラムが入るのを拒否しているのです。

新しい自分、新しい世界に対応したプログラムがインストールできずにトラブルを起こししています。


パソコンなら、古いOSを削除して、新しいOSをインストールすれば解決です。

しかし人間の魂というパソコンは削除にもインストールにも時間がかかります。

削除、インストールというより、どちらかというと、OS自体のプログラムのスクリプトを一つ一つ書き換えてゆくかなければなりません。

思考(言語)というスクリプトで書き換えてゆきます。
私たちのプログラムを記述しているスクリプトは、私たちが使っている言語です。

脳の中のシナプスの繋がりを変えてゆくわけです。
思考を変えて、行動を変えて、少しづつ書き換えてゆく作業になります。

自我君がいつも悪者になりますが、自我君自体が悪いのではありません。
自我君がまだ幼いときに作ったレシピ(プログラムや処方箋)が間違っているだけです。

書き込んだのは私たち自身ではなく親とか教育だったんですから、それに幼くて力がなかったので、それを許してしまっただけです。


自我はパソコンでいうところのOS(オペレーション・システム)です。

これがないと、顕在意識も働くことができません。

当然自我自体も成長の段階でパージョンアップを繰り返していますが、成長は状況に合わせてずっと継続しなければならないものです。

心理学の中でトランスパーソナル心理学というものがあって、自我の確立のあとの成長段階として『変容』という成長過程なども考えられました。

変容意識状態の経験を元にしているので科学的にはどうかと言うところがあります。

ケン・ウィルパーなども最初、採用していましたが、後に取り下げているようです。

こう私がいいますと、ケン・ウィルパーについて詳しいのではと思われるかもしれませんが、彼の書籍は『アートマン・プロジェクト』一つしか読んでいません。やっと一回読んだだけです。

読書が必要に迫られてするほうですので、詳しいことは追求しておりません。

読書量には全く自身がありません。

なんだか話がそれているようです。
そうです。
自我はオペレーションシステムとして必要なものなのであまり忌み嫌わないで、自我のさらなる成長を促してくださいということです。

もちろん自我はあなた自身ではありません。
本当のあなたは、自我に振り回される人ではなく、自我をコントロールする立場の人なのです。

自我の今まで作ってきたプログラムはかってに働きます。

働いた時には、それを確認だけしてください。
それ以上のことは御法度です。

つられて罪悪感を感じたり思考しないことです。
罪悪感も幼い自我の作ったプログラムだからです。
『ムカッ』と来たら、『オッ』、自我が働いているなと観察だけしてください。

古いプログラムが働いているのは、悪いことでも良いことでもありません。

ここで『気づく』だけ、あるいは『観察する』だけで、あなたが反応しなければ、その反応回路のシナプスは弱ってきます。

使っていない筋肉が徐々に弱ってくるのと同じです。それは肉体的にも起こっているからです。

行動が行動の裏にある信念を強めるというのはそういうことです。もちろん思考も行動です。
誤った信念に基づく思考は本当の思考ではりません。

思考とは創造的なものです。何かを創り出さなければ本当の思考とは言えません。

なぞったり、参照しているのは本当の思考ではありません。

何かを創造するためのものが思考です。

思考を止めることが瞑想ですが、
創造的な思考をするのであれば瞑想も必要ありません。

あなたは、新しい行動を選択していける存在です。
成長し、自分をどんな人間に作り上げたいかを選択できる存在です。

あなたは神であり、肉体を持ったひとりの人間です。

ひとりの人間の部分は完成していません。
だからあなたが本当はどんな人かということは決まっていません。これからの選択です。

あなたが最後に肉体を失って神だけに戻ったとき、肉体であったあなたがどんな存在であったかが確定します。

それがあなたとして語られるでしょう。


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