スピリチュアル(形而上学)は科学的に反証が不可能な理論です。
信じるか信じないかの問題です。
そしてなにを信じるかの問題でもあります。


信じるということは、それを『思考を支える思考』にして行く行為です。
私たちの持っている『思考を支える思考』はその完成された信念です。

『思考を支える思考』は前記事を参照してください。


信念とは思考の前提となっている思考で普段意識には上ってきません。

それは、元になる価値観と言っても良いかもしれません。

価値観とは価値をどう判断しているかということです。


感情には大きく分けて2つしかないと『愛と恐怖』という本の中でジャンポルスキーは言っています。


感情の元は思考です。
思考によって感情は変わります。


根本のところで、世界をどう捉えるかで二つの元になる信念に分かれます。


『私たちはすでに満たされている』と考えるか・・
それとも、『私たちは不完全でその不足を獲得してゆかなければならない』と考えるかの二つです。

前者が『愛』の感情。
後者が『怖れ』の感情となります。


信念となった思考は現実を創り出すエネルギーを持っています。
『引き寄せの法則』と言いますが、信念が現実を創り出しているだけの話です。


行動が信念を強めます。
そして、思考することも行動の一つです。
何も考えずに思考すれば『思考を支える思考』である信念をより強化してしまいます。


幸せになりたい、成功したいと考えれば、幸せになれないという信念と、成功できないという信念を強めます。
これらの思考や願いの前提には逆の信念(思考を支える思考)が働いているからです。


ですから、まず信念を変えることを考えなければなりません。


では、どうやって変えてゆけば良いか?


行動が行動の裏にある信念を強めるということは前にも言いました。

信念は日頃の行動つまり、習慣的な行動によって常に強化されているわけです。
習慣とは信念のなせる技なのですね。

だったら、習慣を変えれば良いわけです。
つまり、不適切な信念の思う通りには行動しないとということです。

習慣的な行動をやめて、古い信念を封鎖するわけです。

すでに、幸せであるかのように、あるいは成功者のように振舞うことです。

新しい行動の習慣が身についたとき、信念は変化しているはずです。
習慣が身に付けば、信念が書き変われば、その習慣を続けるだけです。

自動的に、幸せの方向に、成功の方向に向かうようになります。


まずすることは、今の状況の自分をそのまま受け入れて愛することです。
これができれば自己実現も同時に完成します。

そうでしょう?
自分を愛することができれば、自分の環境に愚痴や不平はなくなるはずですから・・・
愚痴は自分が満ち足りていないことの宣言です。

自分を愛せた状態とは不足の無い状態ですから、これは自己実現の完成だと思います。
自己実現ができたら、あとは創造的に生きることが残っているだけです。

この自己実現の方法は、マズローの欲求の5段階説とは関係ありません。
この方法なら、あの説どの段階にいても自己実現は可能です。

段階などややこしく考える必要がありません。

元々私たちが完成品であることを気づくだけです。

愛の存在になることです。
怖れと別れることです。


シンプルです。
本当に自分を愛することから始めれば良いのです。



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