ニール・ドナルド・ウォッシュの『神との対話』は以前ブームになった時期に買ったようで、家にありました。ユーチューブの動画でみて興味を持ちました。

昨日から読み始めたのですが、あまり進みません。
面白いことは確かです。
今だから面白いのだと思います。
当時はすぐに投げたしていたのではないでしょうか。


本の中で『思考を支える思考』という言葉がありました。

引き寄せの法則や、思考は現実化するという法則があるという前提での話になります。

『思考を支える思考』とは信念のことだと思います。

またこういうふうにも言い換えられています。
『欲求を陰で支えている思考』です。


例えば
『幸せになりたい』と考えたとします。
そしていろいろ努力するのですが努力が報われない。

なぜかというと、
『幸せになりたい』という思考は『今幸せでない』という思考に裏打ちされています。

その裏打ちしている陰で支えている思考がより強い信念となって働くそうです。

つまり、『思考を支える思考』のほうが現実化されるということです。

ということは
努力すればするほど、その信念を強化することになります。

努力するという行動の裏にある信念が、行動によって強化されるわけです。


ということは
こうあらねばならないという思考は、私は欠乏しているという信念に裏打ちされています。
これでは努力すればするほど、欠乏の信念を強めてしまいます。

信念が現実を作っているとなると、豊かになるにはこの信念を変えなければなりません。


思考と行動が信念をつくってゆきますから、行動と思考を変える必要があります。

今の自分ではダメだ→今の自分で良いのだ。
不平や愚痴を言う→不平や不満を言わないで今の環境に感謝する。

これは自分を愛することによってできます。

自分と自分の境遇を受け入れることです。

自分の境遇を受け入れるとは、何事も環境のせいにしないということです。
他人や環境のせいにすることが愚痴ですからわかりますよね。

自分を愛するとは自分を環境をも含めて批難しないことです。

そして自分を愛して行動するのです。
自分を喜ばせるのです。
自分を何者かにしようとして苦しめないことです。

今の自分を楽しめば良いのです。
やりたいことをやればよいのです。

お金がなくても、それなりの中で楽しめば良いのです。
まずは満ち足りた信念を作ることが大切です。

これで良いのだという満ち足りた信念が強くなれば、それが『思考を支える思考』となってゆきます。
その土台ができれば、そこから本当に変わってゆくことができます。

私もこの歳で、何も成し遂げなかった自分を受け入れました。
別に夢を捨てたわけではありませんが、それだけで自信になりました。

シンプルです。
楽しければやる。
楽しくなければやらない。

それだけです。

行動がその行動の裏にある信念を強めてゆきます。
今が満ち足りているという気持ちで行動しましょう。

今がどんな状況であろうとも、自分にとってこの状況は完璧で他と比べようのないものだと思って下さい。

それが今のあなたにとって、ぴったりで完璧な環境なんですよ。
何かを今学んでいるのかもしれません。

完璧なのだから、他と比べる必要がありません。
その環境の中で喜びの感情を見つけ出すのです。

それを続けていると『満ち足りている』という『思考を支える思考』として信念化します。

そうすると、より以上の満ち足りた状況を引き寄せることになります。

なんの難しいことはありませんよね。
子供のように現状を楽しんでしまえばよいのです。

子供は何でも玩具にして遊んでいるでしょう?

それでは最後に『神との対話』の中から抜粋して文章を載せておきたいと思います。あわせて読んでみてください。

ここから引用

・・・あなたが求めるものは手に入れられないし、欲するものを得ることもできない。
求めるというのは、自分にはないと言いきることであり、欲すると言えば、まさにそのこと--欲すること--を現実に体験することになる。
 したがって、正しい祈りとは、求めたりすがったりすることでは決してなく、感謝である。
現実に体験したいと考えることを前もって神に感謝するというのは、願いはかなうと認めることだ--。
感謝とは神を信頼することだ。求めるよりも前に神が応えてくれると認める----。
 決して、求めたりすがったりせず、感謝しなさい。
・・・

引用ここまで


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