あなたは・・・
私があなた自身に語りかけているとして
本物のあなた自身に語りかけているとして、
あなたは、肉体でも、思考でも感情でもないことを知っていますか?
それらは単なるあなたの持ち物であることを理解していますか?
あなたがこの世に来るときに神様から肉体と魂を預かってきました。
そしてそれらは期間限定です。
でもあなた自身は永遠の命であることを知っていますか?
命と言っても霊的な命ですが・・・
あなた以外の人間も、アメーバも、ゴキブリもライオンも猿も・・
それなりの魂と肉体を持ってこの世にきます。
すべて神様からの贈り物です。
肉体は目に見えるものなので分かると思いますが・・
さて魂とは一体なんでしょうか?
魂とは本能です。
肉体の他に生きるためのソフトも組み込んであると言うわけです。
動物たちは本能という魂だけで生きていますが・・・
ここが大事です。
人間の魂は本能だけではなくオプションが付いています。
それは思考と感情です。
ですからこの二つは本能以外のプログラムを作るためにもたされました。
新しい事態が起きたときに対応できるように、生まれでた環境をよく観察して自分たちでプログラムを作れということです。
このオプションがあるおかげで本能だけでは対応できない、いろんなことに対応して進化してこれたわけです。
人間だけ(いや霊長類かも)の特権です。
本能的なプログラムだけなら不完全な形で生まれてきて環境にあったように仕上げてゆく動物たちはいます。
でも思考と豊かな感情となると人間だけでしょう。
人間は、このオプションで本当に自分そっくりな、プログラムをつくりだしました。
自我プログラムとかインナーチャイルドプログラムとかetc・・
自我プログラムは必要なところもありますが、両刃の刃なところもあります。
インナーチャイルドプログラムも大人になってからは混乱をもたらすだけで不必要なものです。
神様が私たちを神様に似せて作ったように、私たちも魂を私たちに似せて作りました。
だから、もしあなたが、感情や思考が、あるいは自我が真の自分だと勘違いしても無理はありません。
でも違うんです。
本当のあなたは、感情や思考や、肉体でもありません。
それはこの地球で生きて冒険するためのツール(道具)です。
思考や感情は何らかの理由で自動で起こっています。
それは自動で毎日太陽が登ってくるのと同じ自然現象です。
本当は全て恵みのように起こっています。
わかりませんが何らかの法則があるとは思います。
魂の中に刺激が入ってきて、色んなプログラムで処理した結果として思考や感情が起こります。
その結果である思考や感情をを本当のあなたが観察しているというわけです。
魂の中の情報処理に問題があり、葛藤があればあなたは苦しみます。
その葛藤をがあることを苦にしまた葛藤すれば、二重に苦しむこともできます。
また手放すことによって楽になることもできます。
あなたは自由な存在であり、思考や感情が出した結果を選択したり変えてゆくことができる存在だからです。
感情や思考から、ちょっと抜け出せばいいのです。
感情や思考が本来の自分でないことを自覚すればいいのです。
情報処理された結果が魂という画面に映し出されているのを見ているのがあなたです。
あなたの正体は、肉体でも、思考でも感情でもなく観察者です。
身体に五感といわれる感覚装置があるように
魂にも、思考とか感情とかいう感覚装置があるのです。
その感覚装置の最終データを観察しているのが本当のあなたの正体です。
五感から入ってきた情報により、思考や感情が起こります。魂の中で思考や感情が起こると、その情報をあなたが感じて最終的な情報処理の判断をしているわけです。
思考や感情での情報処理を、あなたが、いつも「そのとおり」といって、選択や決断を履行しないで彼らに任せていると、いつの間にか自分を失ってしまいます。
失うとは思考や感情が本当の自分だと信じるようになることです。
この状態から本来の状態にもどるのが悟りであり、目覚めです。
シンプルです。
シンプルすぎてなかなか解らないのです。
悟りとはサイキックな能力が身につけることではありません。
そんなことを期待すること自体、今の自分が「ねばならない思考」の奴隷になっていることになります。
単に、生活がシンプルで合理的になるだけです。
今のままで十分奇跡なのです。
自然に起こっていることだけでなく、もう一つ奇跡があります。
私たちも奇跡を起こせるのです。
観察した結果を検証して、目標をもち、魂たちを動かして夢を実現することもできるのです。
そのためには、まず私たちが目覚めなければなりません。
私たちは感情や思考の奴隷ではなく、彼らの管理者であることを・・・・
読書百遍意自ずから通ずですから、いつか私の言っている意味が通じることがあるかもしれませんね。
脳のマッサージのつもりで、何ども気軽に読んでいるうちに・・・