あなたはこの地球が好きですか?

私はとても好きです。

いろんな物が誕生してゆくには順序や手順があります。

太陽系が生まれて、地球も生まれました。

太陽からのエネルギーを蓄えるために植物が誕生しました。
植物は今でも光合成によってその役割を果たしています。
その植物が動物誕生の準備をしました。

たくさんの植物が繁殖し朽ちて埋蔵され重油や石炭というエネルギーとして蓄えられました。
そのおかげで私たちの文明が今成り立っているのです。

植物も命です。
命が命を支えてこの世界はできています。

宇宙は無意識のうちに進化を方向づける力をもっています。
宇宙は人間が意識するように意識している訳ではありません。
私たちが物を創造するという次元をはるかに超えています。
意図があって意図が無いのです。
宇宙は意図がなくてもその意図を持っています。

そういうものが存在しているとしか言えませんね。
でもそれが私たちのエッセンスです。

人間としての意識はほんの小さな出来事です。
宇宙で起こるほとんどすべての出来事は無意識が秘めた力によって起こっています。

私たちの意識のそこには潜在意識が存在しています。
その個人的な潜在意識の底には掘り起こすことが不可能な無意識が横たわっています。

しかし、その無意識の自分自身を知りたいという力が働いているのは確かです。
なぜなら私たちは進化してここまで来たからです。
宇宙自身が無意識のままでいたくない、自分自身を認識したいという欲求から顕在意識をもつ人類を作り上げてきました。

創造と破壊を繰り返しやっとここまで来たのです。
宇宙が神様だと言っても試行錯誤が必要なわけです。
だから私たちにも試行錯誤が不必要な訳がありません。

創造が良い、破壊が悪いということはありません。
両方あることによってここまで来たのです。

あなたは今、結構快適な条件の中でパソコンの前にいるのではないですか?
このような文化的な生活を享受できるのは科学の発達によるものです。
なら科学はどのように発達してきたか?

科学の発達は戦争が存在したことによって著しく発達したいきさつがあります。
戦いに勝ち抜くために道具や方法を考えてきた結果でした。
医療の発達も助けられています。戦争がなかったら、あなたが存在しない可能性だってあるのです。

すべてのモノには光と影があります。
戦うという自我のプログラムもそれなりにこの快適な生活をもたらすために貢献して来たわけです。
戦争が良い悪いと言う前にその事実を受け入れて感謝しましょう。

私たちの祖先が生き残り、命を継承するということは大変なことでした。

私たちはお父さんとお母さんがいます。
でなければ決して生まれてくることは有りません。誕生にはプロセスが必要です。

私たちの父母にもまた父母がおり、
私が存在するためには、過去20代をさかのぼっただけでも100万人の祖先が存在することになります。
有史以来となると天文学的数字になります。

その天文学的数字の中の祖先の一人でも生き延びることができず命を継承できなかったとすれば、あなたは今そこに存在していないのです。

頑張ってサバイバルした祖先たちのお陰で、あなたはこの地球上での生活を楽しめるのです。

あなたのバックには全人類の数に匹敵するくらいの人数の人たちの支えがあるのです。

辛いこともあると思いますが、楽しいことだってあるはずです。
その経験をさせてくれている祖先たちとあなたはいつも一緒に生きているのです。

あなたにまで命をリレーしてくれた人たちの経験であるリソースがあなたの中にはあるのです。
あなたにそれが意識できないとしてもそれは存在ししています。

それがあなたが知らない内にあなたを守っていると言うこともあります。
積極的にそのリソースにアクセスして活用すべきだとおもいませんか?
それを認識し感謝することがスタートのような気がします。

人類がここまで進化してくるためには戦う必要があったのかもしれません。
でももう、そのプログラムは邪魔になってきたようです。
そのプログラムとは「自我」というプログラムです。

何か新しい動きが始まっています。
新しい進化が始まっているようにしか思えません。

あなたが今どんな状況にいようと、どんなことを悩んでいようと、あなたが今存在しているということは宝くじに当たることよりも真実は困難で稀な出来事なのです。

自分が今ここに存在することを貴重でラッキーなことと感謝しましょう。
例えネガティブなことが起こったとしても、自分の成長や進化のために起こっているものとして感謝してみましょう。

ところで「ありがとう」の反対の言葉は何だと思いますか?

答えは「当たり前」だそうです。

こうして生きていることは、今まで書いてきたように当たり前のことでは無いのです。

ここまで、お付き合いいただいてありがとうございました。
自分の確認のために書いていますが、シェアできて感謝いたします。

「ありがとう」ございました。