こんにちは
今日は凍結した胚の戻す順番についてお話いたします
融解移植をするにあたり、凍結胚の融解する順番としては
基本的にはグレードのいいものからとなります
Day5の凍結グレードだけではなく、受精から分割期胚の経過を見て、総合評価して決めさせていただいています
その中で、もし同じグレードでIVFとICSIの両方であった場合は
IVFを優先で融解しています
融解胚移植をお考えの方で、戻す胚の順番等にもし、希望などがありましたら、
早めにスタッフにお声掛けいただき、ご相談させていただければと思います
できれ
最近ではERA検査(子宮内膜着床能検査)をしてから移植する方が増えてますが、
ART治療編②~ERAについて~ | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ (ameblo.jp)
やはり少し検査費がかかるので
1,2回移植してから検討したいという方もいらっしゃいます。
そこで一番いいのから戻してしまうと、ERA検査後、もし着床の時間がずれてると分かった時に
移植する卵の残りはグレードがいまいちのものしか残っていない、ということも
もちろんERA検査をしてから移植するのが本当は望ましいですが、今すぐは考えていない方もいらっしゃるとは思うので、
その場合は選択肢として2番目にいいものから戻して一番いいグレードのものはのはとっておく。
もしそれで結果が出なければERAをしてから一番良いグレードのものを戻せるようにしておくという選択肢もあります
内膜の状態や、その周期によって優先させていただく胚ももちろん変わることもありますが、
患者様それぞれのお考えもあると思いますので、戻す胚について気になる方やお悩みの方はスタッフにお気軽にお声掛けくださいね