遭遇続き。
ずっと思考停止している訳にもいかない社長ですが、
ジーっとGさんを見ていました。
体が動かなかったみたいです。
時間にしたら短い時間なのかもしれませんが、
社長と後から部屋を覗いた大家さんは二人してGさんを見ていました。
ですが、なんかGさんの様子がおかしい・・・。
大家さん「・・Gさん動いてませんか・・?」
!!!。
なんとGさん痙攣していたんです(/_;)
二人は慌てて部屋の中へ。
社長「Gさん!大丈夫ですか!Gさん!」
「大家さん!早く救急車呼んで下さい(>_<)」
救急車を待っている間、どうする事も出来ずGさんに呼び続ける事しか出来なかったとか。
救急車が到着して、事情を説明。
Gさんは救急隊によって運ばれて行きました。
残された部屋でボー然としている二人。
大家さん「・・危なかったですね。Gさん大丈夫ですかね?」
社長「原因が分からないのでなんとも・・。大丈夫な事を祈りましょう。」
そして、大家さんに軽く挨拶をして物件を後にした社長。
それから数日後。
プルルル~♪
社長宛に一本の電話が。
お相手は、Gさんの娘さんだったようで、
無事にGさんは退院出来たそうで、やはり一人で住ましておくのは今回の事もあって
心配だそうで娘さん一家と一緒に住む事になったという報告とお礼の電話だったそうです。
電話が終わった社長の表情は嬉しそうでした(*^_^*)
このお話のテーマ「遭遇」ですが、
Gさんのように、良かった(/_;)と終わる事は本当に少ないです。
社長は何度か悲しい遭遇にあっています。
現在、一人暮らしのご老人での孤独死が多いのですが、
Gさんの娘さんのように、ご家族が気にかけていれば防げる事もあると思います。
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてご両親。
最近電話してますか?
完