やっとテレビ番組を撮り終わりました~!!
放映は今のところ9月1日予定

6月にロケに行ってきてスタジオで先週収録した。
今までで一番放映までが時間がかかっていると思う。
是非、お楽しみにしてもらえればと思います。
 
見どころはアイガーからのジャンプはもちろんなんだが、
その前のやっているベースジャンプもなかなかのものがあると思うよ。
基本的にはそこで出てくるポイントのほうがウィングスーツのジャンプは半端じゃなく危険、
”まあ俺もよくやるもんだな~!!”と我ながら思っている。
実際、もし少しでもビビっていたらもう壁に当たってウィングスーツだと操縦不能であろう。
この映像はトラッキングスーツだからラッキーだね~!

私の映像は見れるのはとりあえずまだ先になるけど
とりあえずこんなところ、ウィングスーツのほうが飛び出しきれないから、たぶん私と壁の間は50cmくらいかな~?
お楽しみに!!
 
日曜日はパラシュートなしのジャンプで
私の知り合いのアメリカ人は大盛り上がりだったみたいだね~!!
 
当然私も知っていたけど、素晴らしいと思う反面、俺もやりたいという気持ちになる。
私からするとむしろこの挑戦をするよりも、この挑戦をできるプロジェクトを作り上げることが出来ることが素晴らしいと思う。
 
この挑戦をした、ルーク・アイキンスはレッドブルのジャンプの仕事をよくやっている。
親の代からスカイダイバーで業界ではドロップゾーンキッズと呼ばれ最近のアメリカの40代の有名なスカイダイバーに多い。
 
最近すごく思うことはこのようなニュースになる映像に出てくる人達は絶対知り合いだな~!と思う。
それだけスカイダイビングとベースジャンプのために放浪しているということなんであろうか・・・?
 
とりあえずルーク・アイキンスはレッドブルストラトスと言う成層圏からのジャンプでニューメキシコのロズウェルに行った時からの知り合いである。
アンテナからジャンプしようとしてベースギアを持って行ってない私にギアを貸してくれた。そのあとに一緒に飲んだ。
奥さんの親のどちらかが日本人で日本人にも親しみを持ってくれている。
 
しかし今回のチャレンジは本当にうらやましい。
1年半このために用意したというが、私もいろいろスカイスタントの仕事をしているが大切なのは何かというと思考時間である。
どうすればできるかを考えると方法はどんどん出てきて演出もよく完成された素晴らしいものになる。
 
今回のようなネットに降りるような場合は当然着地ポイントに行くのはジャンパー本人の技術が必要であるが
大切なのはネットの精巧な作りであったり、着地の寸前に前から背中に向くタイミングであろう。
 
ジャンプ技術的には33mx33mのネットを狙えばよいので練習すれば難しいものではない。
例えばオートバイで高速道路を180キロのスピードで縦方向にこれを目指しているような感じに考えればそれなりに行くことはできる。
背中方向に向くタイミングだがこれは今の時代は自分の設定した高度が来ると音で教えてくれる装置がある。
ネットの作りは我々がパラシュートの開傘と同じようなスピードの吸収率だと思う。
実際のネットの素材がそのうちに知りたいところだ。
 
今回のようなチャレンジはもちろん挑戦したルークはすごいとは思うがやはりアイデアと演出の仕方が非常に上手だと思う。
一見、これは危険なチャレンジに見えるが実は計算されている安全なチャレンジである。
でなければ生放送でやることもないだろうけど・・・素晴らしいショーであった。
やはりアメリカ人はこのようなイベントを作るのが非常に上手だと思う。
 
若かったらやったかもしれないが私一番すごいと思っているのはイタリア人の友達のウリのこれかな~?
これを超えることをやってくれと言われてもこれ以上のことは私にはもう無理!!勘弁です。
 
でもまだいろいろチャレンジしていく気でいます。
とりあえずテレビ期待してください。