甲状腺疾患の夏バテ対策食生活編 | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

そろそろ夏休みの方も多いのでしょうか?今日は何だか街がのどかな雰囲気でした。

 

ただ、相変わらずの夏日です。まだまだ台風も油断できません。皆さま夏バテや熱中症対策はしていらっしゃいますか?

 

バセドウ病、橋本病等の自己免疫疾患の方は夏バテや熱中症に要要注意です。夏バテになりやすいです。

 

これらの対策には「塩分」というのが一般的に良く聞くお話です。体のミネラルを調整するためです。甲状腺疾患の方は塩分を強化し過ぎるよりも、別の対策もたてた方が良いでしょう。

©Acco MUKAWA 甲状腺疾患と夏の過ごし方 photo Pexels,Pixabay

海や川、湖、プールなど、水が好きです!何だか心が落ち着きます。海に行きたいな~私の前世は魚だったのか??

 

それは、「食品添加物をできるだけ摂らない様にする」という対策です。

 

食品添加物の中には体のミネラルバランスを崩すものが多くあります。特に「リン酸塩」の含まれる添加物はミネラルバランスを崩しやすいです。食品原材料表示には「pH調整剤」と書かれていることが多いです。他の原材料名になっていることもあります。

 

おにぎりから総菜、デザートまで、様々な食品に入っているので、なかなか全部を排除することはできないかもしれません。

 

ミネラルはmg単位、あるいはそれ以下の単位で体に影響を与えています。それなら、食品添加物が入ったものを1日に1つ減らすだけでも、体への影響は減るということになります。もちろん、2つ、3つと減らすことができれば影響はもっと小さくなります。

 

毎年つらい夏バテを経験されている方は夏バテ対策の1つとして、食品添加物、特に夏バテ対策ならpH調整剤の入った食品を1日1つ減らしてみてはいかがでしょうか?

 

甲状腺疾患の方はもともとミネラルバランスが崩れやすいので、ミネラルのバランスを崩す要因をできるだけ排除した上で、必要なミネラルを補給した方が良いのです。

 

もちろん、喉が渇く前に水を飲む、食事をきちんと摂ることは大前提です♪