21,『バセドウ病』で転勤。朝一のラジオ体操の巻
自分が『バセドウ病』と分かり、営業職を存続出来なくなってしまい、
内勤へと異動がが決まって・・・、
ふるさと大分に転勤に。
そして、いよいよ新しい職場へデビュー。
初日、スカートを着用して行って
目立ってしまった。
この営業所は、女子もみな、
パンツスタイルという暗黙の了解があるらしい。
「あなた、目立ちますよ」、と朝礼のあと
事務の女性に言われてしまった。
その時、その意味が良く分からなかった。
でも、バセドウ病のせいか、身体付きの割に
ひどく浮腫んでた足を隠すにはちょうどいいや。
と、前向きに捕らえました。
この営業所で最も困ったのは、
朝礼前に「ラジオ体操(第一)」があること。
暑い夏、徒歩で出勤するだけでも、汗と動悸がスゴくて
風呂上りのような状態になってしまうのに、
その直後の「ラジオ体操第一」はきつかった。
前半、よろめきながら、遅れながら、
なんとか皆さんの動きに付いて行く・・・。
でも、どうしても、
後半にある8回のジャンプが出来なかった。
朝からそんなことしたら、
心臓が口から飛び出すよ・・・
だいたい、体操なんて家でして来ればいいじゃないの。
わざわざ会社でする必要ない。
恐ろしい事に、ここの営業所の所長は
この朝の体操の出来栄えで
評価を決めるほどの、超・古典的な思想の持ち主でした。
初日にも、ある男性社員が
少しダラけた仕草で体操をしていたら
「コラァー、てめえ、それぐらい出来んのなら、仕事辞っしまえぇぇぇぇー」と
皆の前でものすごい大声で怒鳴れていました。
それを見た私は唖然とし、これはまずいと思いました。
そして、朝礼のあと
すぐさまこの所長に
「どうしてもジャンプだけはバセドウ病で出来ませんので、
許してください」、と言いにいったのでした。
珍しく、時代錯誤な将軍様が未だこの世にいたものです。
正直、驚きました。
そして仕事が始まった。
回りの営業女子達が楽しそうに仕事をしてるのが、
内心、うらやましくもあり、それが出来ない悔しさもあり、
・・・イライラしてしまいました。
ずっと、椅子に座って仕事をしているのjが
情けなくもありました。
はぁ・・・、バセドウ病のせいで・・・(涙)
でも、外出しなくて良くなった事は、
外の世界からある程度遮断され
ストレスが一気に減り
ゆったりとした気持ちになることが出来ました。
一長一短ですよね、
私はバセドウ病患者なのだから、
今は、ゆっくりさせてもらおうと割り切って
ぼちぼちと仕事に励むのでした。
でも、ここから『薬の副作用』という
新たな症状に苦しめられることになるのです。
一山超えたら、今度は深ーい谷。
