アスレチックスが交渉権を得たようですね。
せっかくなので岩隈の入団~の成績を振り返ってみたいと思います。
岩隈といえば低めの制球力が抜群で、三振よりも打たせて取るイメージです。
投手実績もそれを如実に表していますね。
また、2010年は10勝しかできませんでしたが、
セイバーメトリクス数値は過去と比較しても2008年に次ぐ好実績となってます。
内容としては申し分無いのではないでしょうか?
★★★★★
<岩隈2001年~投手実績>
【2001年】
投球回数少ないので割愛
【2002年】
試合数・・23(8勝7敗)
投球回・・141.1
防御率・・3.69
奪三振率・8.34 ※パ平均6.94
四死球率・3.06 ※パ平均2.94
WHIP(1イニング走者数)・1.23 ※パ平均1.26
DIPS(投手能力指標)・3.21 ※パ平均4.07
K/BB(コントロール)・・・・3.28 ※パ平均2.74
被本塁打率・・・・・0.64 ※パ平均1.05
【2003年】
試合数・・27(15勝10敗)
投球回・・195.2
防御率・・3.45
奪三振率・6.85 ※パ平均6.71
四死球率・2.25 ※パ平均3.63
WHIP(1イニング走者数)・1.27 ※パ平均1.44
DIPS(投手能力指標)・3.61 ※パ平均4.57
K/BB(コントロール)・・・・3.24 ※パ平均2.06
被本塁打率・・・・・0.87 ※パ平均1.20
【2004年】
試合数・・21(15勝2敗)
投球回・・158.2
防御率・・3.01
奪三振率・6.98 ※パ平均6.59
四死球率・2.04 ※パ平均3.90
WHIP(1イニング走者数)・1.13 ※パ平均1.47
DIPS(投手能力指標)・3.32 ※パ平均4.63
K/BB(コントロール)・・・・4.39 ※パ平均1.93
被本塁打率・・・・・0.74 ※パ平均1.16
【2005年】
試合数・・27(9勝15敗)
投球回・・182.1
防御率・・4.99
奪三振率・6.12 ※パ平均6.71
四死球率・2.12 ※パ平均3.63
WHIP(1イニング走者数)・1.41 ※パ平均1.44
DIPS(投手能力指標)・3.82 ※パ平均4.57
K/BB(コントロール)・・・・3.35 ※パ平均2.06
被本塁打率・・・・・0.94 ※パ平均1.20
【2006年・2007年】
投球回数少ないため割愛
※2007年終了後に右肘手術を行う
【2008年】
試合数・・28(21勝4敗)
投球回・・201.2
防御率・・1.87
奪三振率・7.10 ※パ平均6.79
四死球率・1.74 ※パ平均3.09
WHIP(1イニング走者数)・0.98 ※パ平均1.32
DIPS(投手能力指標)・2.32 ※パ平均3.88
K/BB(コントロール)・・・・4.54 ※パ平均2.53
被本塁打率・・・・・0.13 ※パ平均0.86
【2009年】
試合数・・24(13勝6敗)
投球回・・169.0
防御率・・3.25
奪三振率・6.44 ※パ平均7.01
四死球率・2.56 ※パ平均3.37
WHIP(1イニング走者数)・1.31 ※パ平均1.35
DIPS(投手能力指標)・3.69 ※パ平均4.01
K/BB(コントロール)・・・・2.88 ※パ平均2.36
被本塁打率・・・・・0.80 ※パ平均0.91
【2010年】
試合数・・28(10勝9敗)
投球回・・201.0
防御率・・2.82
奪三振率・6.85 ※パ平均7.17
四死球率・2.10 ※パ平均3.34
WHIP(1イニング走者数)・1.09 ※パ平均1.35
DIPS(投手能力指標)・2.87 ※パ平均3.84
K/BB(コントロール)・・・・4.37 ※パ平均2.44
被本塁打率・・・・・0.49 ※パ平均0.83
※詳しい計算式はこちら
※WHIP(1イニング走者数)・DIPS(投手能力指標)は低い方が優秀
★★★★★
<西武の涌井は岩隈型か>
見てて思ったのはセイバーメトリクス系の数値が涌井に似ているなぁ・・・
と思いました。
先日涌井の記事を書いたとき、武田勝と比較したのですが、
岩隈と比較するべきだったかも。
※これです
涌井の数値に四死球率が更に改善されたら岩隈みたいになるんでしょうね。
きっと。
【数値から見る岩隈の特徴】
①奪三振は毎年リーグ平均程度
②四死球率は平均よりも低く優秀
③特に2008年以降はWHIP(1イニング走者数)も優秀
④打ち取るタイプにしてはDIPS(投手能力指標)も優秀
⑤四死球率が低いためK/BB(コントロール指標)も優秀
まず特徴的なのは④でしょう。
DIPS(投手能力指標)は純粋に投手が責任を負う数値のみで計算している指標のため、
打ち取るタイプの投手は、
奪三振率が低いのでどうしてもこの数値が高く(悪く)なりやすい。
【奪三振率低いタイプの主な先発投手DIPS(投手能力指標)2010年参考データ】
岩隈・・・2.87 防御率2.82
武田勝・・3.13 防御率2.42
帆足・・・3.73 防御率3.69
ケッペル・4.02 防御率3.35
田中・・・3.04 防御率2.50
しかも2008年はDIPS(投手能力指標)2.32とトップクラスの数値。
※ちなみに2010年ダルビッシュは2.02
これは被本塁打率が低いことが一番の要因になってますね。
★★★★★
<右肘手術後の内容が素晴らしい>
岩隈は2007年10月に右肘手術をしております。
この後の投球内容が素晴らしい。
目立つのはWHIP(1イニング走者数)の優秀さ。
2007年以前は1.23~1.40付近ですが、
※2004年は優秀
2008年以降は・・・
【WHIP(1イニング走者数)実績】
2008年→0.98
2009年→1.31
2010年→1.09
※1.00以下→かなり優秀 1.20前後→合格点 1.40以上→危険
岩隈の投球術は完成の域に入っているようです。
打ち取るタイプの投手は無駄な走者を出さない・・というのが鉄則ですが、
岩隈は四死球は愚か、安打すら打たせないようです。
アメリカでどんな投球ができるのか楽しみですね。
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