お久しぶりです。前回のブログから三週間さぼるというこの体たらくです(笑)
今回はナリーグ中地区のミルウォーキーブルワーズについて書きます。
昨シーズンは終盤まで地区優勝争いをしていたが結局3位に終わったブルワーズ。今年は開幕ダッシュに失敗し、レネキー監督も解任され、ぶっちぎりの地区最下位を走っています。マイナー組織も充実してないので、今年はファイヤーセールの可能性大です。
候補者①カイル・ローシュ
去年まではローテの柱として頑張っていたローシュも今年は5勝10敗防御率6.29と苦しんでいる。年齢も36歳と高齢でトレードバリューはかなり下がってしまった。今年で契約が切れるだけに球団側は早く放出してそれなりのプロスペクトを手に入れたいとかんがえているだろう。
候補者②フランシスコ・ロドリゲス
言わずと知れた”K-ROD”。昨オフ新たにブルワーズと二年契約を結び、今年もクローザーとして申し分ない成績を残している。フィリーズのパペルボンと並び、今夏トレード市場のクローザーではトップクラスのトレードバリューがある。パペルボンより3歳若く救援に弱点を持っているチームは是非とも欲しい選手だろう。
候補者③ヘラルド・パーラ
今年はここまで.309 8 26とパーラにしてはかなりの成績を残している。強肩で外野の全ポジションを守れ、27歳とほぼ全盛期なのでそこそこのプロスペクトとトレード出来るのでは。今年で契約が切れるのでブルワーズ側としては再契約する気がないのなら早々に放出するのが得策だろう。
候補者④アラミス・ラミレス
シーズン前に今年で引退との報道が出たベテラン三塁手。引退報道の真偽は分からないが今年は週間MVPを受賞するなどそれなりの実力は見せている。しかし例年に比べ打率は低い。OPSも.704と寂しいものがあるが、6、7番に置いておけば短期決戦で怖い打者になるかもしれない。
候補者⑤カルロス・ゴメス
派手なプレーでファンを魅了するブルワーズの中心選手。来シーズン終了後には契約が切れるので今が売り時。5ツールすべてで高水準の選手で成績の割に来季の年俸も格安なので引き取り手は現れるだろう。
候補者⑥ジョナサン・ルクロイ
昨年はナリーグMVP予想にも名前が挙がっていたキャッチャー。今シーズンは序盤に怪我をしたもののここ最近は昨年ほどではないが例年のバッティングに戻ってきた感はある。ブルワーズは2017年まで囲っておけるため放出するかは微妙だが、年齢的には今が全盛期でゴメスと同じく実力の割に年俸が格安なので放出する可能性もある。もし、売りに出されるとなるとレッドソックス辺りが有力なのでは?
候補者⑦アダム・リンド
今オフ、エストラーダとのトレードで移籍した。今シーズンは.296 15 52と良いペースで打っている。守備がファーストしか出来ないのでバリューは下がるがDHのあるアリーグ球団では重宝されるかもしれない。
候補者⑧ライアン・ブラウン
2020年までの長期契約を結んでいる元スタープレーヤー。薬物問題で出場停止になってからは凡人並みの成績になってしまった。.272 15 55はまずまずの成績だが、年俸を考えるとコスパが良いとは言えない。放出するとなるとブルワーズ側の年俸補償が必至なため、なかなかトレードに踏み切れないのが現状だろう。もし、ブラウンの巨額契約を整理できればブルワーズの新しい時代が見えてくるに違いない。
以上8人を紹介しました。ゴメス、ルクロイ、ブラウンは放出するかどうか微妙だが、この三人以外は遅かれ早かれ放出されるだろう。
これからはセグラ、ジェネット、ペラルタを中心にチームを再建していくことになる。今夏から来オフにかけて、どれほどのプロスペクトを得ることができるのか目が離せない。
