インテリ野球学院です。
今回はメンタルについての講義です。
野球のみならず、メンタルというのは
スポーツにとって切っても切れない存在ではないでしょうか?
もしかしたら、スポーツ以外あらゆる場面でも
顔を覗かせるかもしれませんね。
そんな「メンタル」いわば
目には見えない「心の部分」だからこそ
様々な理論や考え方があります。
そんな中でも特に野球の現場で耳にするのは
「メンタルが弱い」
「メンタルを強くしろ」
「だからメンタルが弱いんだ」
などなど、メンタルに優劣を付けるかのような表現です。
確かに、ここ一番で力を発揮するには
「メンタル」という要素が大きく関わってきます。
しかし、メンタルそのものは
実は「強い・弱い」ではありません。
それはなぜかというと以下の例の通りです。
例えば、ツーアウト満塁としましょう。
まず、
ノーアウトランナー無しであろうと
ツーアウトランナー満塁であろうと
基本的には何もやる事は変わりませんよね。
「ツーアウト満塁」という状況に反応してしまう自分。
・打たれたら大量点になるぞ・・・
・やばい、ピンチだぞ・・・
ピンチであると過剰に自覚してしまう状態
この過剰な反応が
普段の力を阻害する原因です。
だからこそ、過剰に普段の力を出せずに
萎縮してしまう。
その反対に
・ここは絶対に抑えてやろう!!!
・普段以上の力を出してやるっ!
という状態。
これも実は「ツーアウト満塁」という状況に反応してしまっています。
しかし、一見後者の方は
メンタルが強”そう”ですよね。
しかし、両者とも実は
同じく好結果に結びつきにくいのです。
そして結果に結びつかない原因を
ピンチで打たれた事実だけを切り取り
「メンタルが弱い」
と定義付けているに過ぎません。
果たして本当の原因はどこにあるのか?
総合すれば「メンタル」に原因がないとはいえませんが
一般的なメンタルの強さや弱さのせいでは決してありません。
それはメンタルとは、「強い・弱い」ではなく
過不足なく当たり前の力を出す事です。
そして、なにより厄介なのが
実は「メンタルが弱い」
というレッテルを貼られてしまうことです。
この事でますます普段の力が出なくなります。
これは占い師などが用いる心理学に近い作用があります。
人は、言われた事を無意識に正当化してしまう。
無駄にポジティブなのも好きではありませんが
ネガティブな言葉でだんだん気が滅入ってしまうのも
実は、これが原因だったりします。
最後にまとめると、一般的な「メンタル強化」の正体とは
それは「強くする」ものではなく「保つ」ものです。
つまり”平常心”でいかにいられるか?
という事になります。
【過ぎたるは尚及ばざるがごとし】
自分の実力をいつでも出せる心理状態。
それが最高のメンタルです。
いかに周りに左右されず
自分の「精一杯」に没頭できるか?
外から様々な影響を受けやすい状況で
いかに意識を内に向け
自分との闘いに勝てるか?
自分との闘いを制した者が
相手チームとの対戦で勝利できます。
「敵は我にあり」
それこそが最高のメンタル強化です。
野球をしっかり科学して
感覚で野球をしましょう。
インテリ野球学院 院長
※院長のメルマガ登録はこちら。