街に来年お城が建てられます。
王様からの命令でお城造りに参加する事になりました。与えられた作業は基礎となる石をひたすら積み上げるというものです。
1"目標の種類

こんにちは。
多くの人がたくさんの集団に属していています。
僕はまだ会社には勤務したことがないですが、野球をやる上で様々なチームに所属してきました。

やはり、スポーツをやっていた僕にとってチームの中で出る目標は『全国大会』です。高校球児が甲子園を目指す姿なんかは野球経験者じゃなくても、なんとなく想像つく方が多いかと。

集団の数だけ目標があるので、何が正しいとか間違いとかは絶対にありませんが、目指し方で差が出るのは確かだなと振り返ってみて感じます。




冒頭でお城の話をしました。
想像してみてください。もしあなたがこの仕事で石を積み上げる作業をする時、何を考えながら積み上げるでしょうか。 おそらく3種類のタイプに分かれます。

1.石を積み上げる事だけを考える

2."立派なお城をつくる!" と思いながら積み上げる

3."お城を作って、幸せな環境と時間を住民にあたえる"
と思いながら積み上げる


どれだったでしょうか。
想像しづらいなら、自分の今所属している集団に置き換えると分かりやすいと思います。
もし部活動に所属しているとするなら


・しっかり声を出す!
・5分前行動!
これらは、考えなくても作業的にできる目標なので1番に当たりますよね。


・全国大会に行く!
・優勝する!
これは、集団として求めるべく結果を具体的に表した目標なので2番です。


・見ている人が元気になってくれるような〜
・夢をあたえる、感動を与える
そしてこれらは、自分たちが取る行動や求めるものに対して、意味や使命を持たせるので3番です。



今所属している集団は、どこまで考えている集団ですか?

多くの野球部も含め、野球以外のスポーツ、集団も全国大会を目指したり、何か結果を具体的な示して頑張りますよね。それがないところは多くの規律を守らせることに重きを置いたり。
おそらくたくさんの人がたてている"目標" というのは2番までのことを指していると思います。






2"目標のもう一個先"



正直、集団の戦う環境や場所によってなにを選択するかは変わってくる場合もあると思いますが、考えてみてください。

5分前行動をする。○◯キロ毎日走る。優勝する。
等は自分のアイデンティティがなくてもやり切れる目標ですよね。
そして達成した後はなにもなくなります。




3番を意識するということは、自分や集団が3番に対して何ができるのか、今何を自分達はすべきなのかがわかってきます。アイデアはどんどん出てくるはずですし、1番や2番は何かアクシデントがあると目標が途絶えてしまいます。


甲子園に出ることがすべての目標だったA君は、足の骨を折って出場が叶いませんでした。
この時点でAくんが持っていた、目標は消えます。
引退した後なにをしていいか分からなくなる現象の一つの要因でもありますよね、1番や2番しかないのは。


ただ3番があるとスイッチ出来ます。
甲子園には出れなかったかもしれない。その目標は叶えられなかったけれど、もう一つ先の目標は人に感動を与えること。。。このように考えれば自分は今なにをすべきなのかアイディアは出てきますよね。
それが応援なのか、裏方なのかはわかりませんが。
(でも実際はそんな気持ちよく割り切れないですよね、分かってます。笑)

 

部活だけじゃなくて、勉強もしなさい!
って親に言われたことありますか?
僕死ぬほど言われてきました。監督にも恩師にも。

ただ冷静に考えて必要ないと思ってたんです当時は。
だって優勝するっていう目標に必要なのは、勉強じゃなくて野球なので。


ただ近年になって、色んな方と関わり、僕にも3番の目標ができたんですよね。自分の夢の先というか。
じゃあその3番を目指してる姿を想像したとき、
・野球だけじゃなくて色んなことができてる自分
・野球しかできない自分

どちらがいいかなって考えたら、圧倒的に前者でした。3番の世界で影響力を持つのは野球だけではなく様々な考えが持てる自分です。
目標のもう一つ先(3番)が見えてくると、自分がなにをすべきなのかも見えてきます。




ここまで考えて、親が勉強しときなさいよーって言ってたのかは分からないです。実際、自分達が言われてきたことをそのまま下に伝えてる方も多いですし、
意義を感じてないのにやるなら、それこそ1番や2番と同じなので。
ただもし僕に今子供がいるとしたら、色んなこと見なさい。っていうと思います。たぶん。笑


たとえ話が個人にかなりフォーカスしてしまいましたが、きっと集団でも同じですよね。
ただただ闇雲に積み上げた石で作ったお城
自分のアイデンティティを確立させて、なにか意義をもたせながら作ったお城。


同じお城でも人々に多くの影響をあたえるのはどちらなのか、また出来た後に継続して良いものを創りだせるのはどれなのか、目標のもう一つ先を見ることはすごく大事なんじゃないかと僕は思います。