プロ野球2022 12球団戦力分析 北海道日本ハムファイターズ編 | 巨人ファンのプロ野球ブログ

巨人ファンのプロ野球ブログ

秋田に住む巨人ファン
他球団情報や獲得報道のあった外国人選手の情報、ドラフト情報などに興味あり

今回は昨年は5位に沈み新庄剛志新監督の下で低迷からの脱却を狙う北海道日本ハムファイターズです。

 

2021年のチーム成績

順位 リーグ5位

勝敗 55勝68敗20分 勝率.447

打率 .231(リーグ6位)

本塁打 78(リーグ6位)

盗塁 77(リーグ3位)

得点 454(リーグ6位)

防御率 3.32(リーグ3位)

失点 515(リーグ3位)

失策 76(リーグ6位)

表彰選手

伊藤大海 新人特別賞

堀瑞輝 最優秀中継ぎ投手

西川遥輝 盗塁王

近藤健介 ベストナイン

 

投手陣予想

投手陣寸評

開幕投手に関しては発表されておらず様々な可能性が示唆されているが、開幕1週間前18日オープン戦では伊藤大海登板しており、額面通りならば伊藤最有力候補に挙がるはずだ。

またローテーション入りが決定的なのは上沢直之、加藤貴之、河野竜生、立野和明最後の1枠の候補に挙がっているのは2年目根本悠楓

昨年は2軍12試合に登板し、春季キャンプ1軍で完走オープン戦では2試合防御利率5.63課題は残したものの、大きな可能性を持った選手として抜擢を受ける可能性はありそうだ。

中継ぎでは杉浦稔大、宮西尚生、堀瑞輝、そして抑えにはルーキー北山亘基抜擢予想ドラフト8位指名ながらも自慢の直球と変化球を武器オープン戦では5試合防御率0.00、6イニングで13奪三振奪三振率19.50首脳陣からも抑え起用を示唆されるなど注目が集まっている。

また先日支配下登録された古川侑利開幕1軍入りが有力オープン戦では5試合防御率0.00好投し、再起をかける右腕の投球にも注目したい。

 

野手陣予想

野手陣寸評

レギュラー当確と言えそうなのは、レナート・ヌニエス、アリスメンディ・アルカンタラ、淺間大基、近藤健介。ただ近藤左膝の違和感オープン戦終盤は欠場軽症と見られるが、状況は不透明だ。

その他のポジションは完全に流動的と言える状況だ。

サード野村佑希がキャンプ中に故障で離脱し、開幕1軍は難しい見通し。石井一成と佐藤龍世による一騎打ち状態となっている。対戦相手に応じて使い分ける可能性もありそうだ。

ショートドラフト3位ルーキー水野達稀の起用を予想。オープン戦では13試合打率.323(31-10)、1本塁打、3打点と好調。また二塁、三塁、外野をこなすなど攻守猛アピール三塁次第では石井が加わるが、水野有力候補だ。

ライトは、万波中正がオープン戦序盤は好調だったが、終盤は失速し、最後の5試合15打数無安打に終わった。対抗馬となりそうな松本剛大きなアピールは出来なかっただけに、新庄監督決断次第となりそうだ。

レフト今川優馬、王柏融一騎打ち状態だが、双方ともにオープン戦での打撃成績は芳しいとはいえず状況次第では清宮幸太郎回ってくる可能性も考えられる。

 

今シーズンのキーマン

新庄剛志

新型コロナウイルスなどの影響に苦しむ野球界史上最高のエンターテイナー帰ってきた

引退後バリ島移住し、球界からはやや離れたと思われたが、2019年11月突如として現役復帰を目指す宣言

2020年12月7日12球団合同トライアウト参加し、第4打席にはヒットを放った。しかしNPB球団からの獲得オファーは届かず、12月13日に現役復帰断念を表明。

しかし2021年10月29日監督に就任する事が発表され、16年ぶり野球界に新庄が帰ってきた

就任会見では「チームプロ野球変えていくという気持ちで帰ってきた。新しい野球を作っていく。乞うご期待」と話した。

キャンプでは未経験のポジションを守らせたり足の速い4番打率がいい順番で並べるガラポン抽選でスタメンを決めるなど固定概念を打ち破らんとするまさに新しい野球を作るという姿勢が見て取れる。

様々な手法でファンに感動を与えてきた男監督として何を起こすのか新庄劇場第2部幕が開く

 

2022年シーズンの注目若手選手

北山亘基

昨年のドラフト支配下指名77名中76番目指名された右腕が、ファイターズ新守護神の座を掴むかもしれない。

高校3年夏には甲子園に出場し、プロ志望届を提出したが、指名漏れとなり、京都産業大学進学

進学後1年春からベンチ入りし、2年春には新人賞を受賞。4年時には春季リーグ戦2試合連続完封秋季リーグ戦では最速153キロを計測し、大学通算12勝をマーク。

ドラフトでは上位指名も期待されたが、結果的にはドラフト8位で指名され、プロ入りを果たした。

しかしオープン戦では猛アピールをつづけた。3日の試合では自己最速156キロを計測。オープン戦では5試合0勝0敗2セーブ、防御率0.00、6イニングで13奪三振奪三振率驚異の19.50を叩き出した。

そんな中で浮上したのが新守護神への抜擢だ。武田勝投手コーチは「プロ相手にも物怖じしないクローザーとしてすぐにでも使える存在」、新庄監督も「初速と終速の幅が少ない投手がいい投手北山それを持っている」と高く評価している。

ドラフト8位からの大躍進、大抜擢となるのか新人右腕の活躍に注目したい