1位指名有力候補
隅田知一郎(すみだ・ちひろ) 投手 西日本工業大学 左投左打 177㎝76㎏
【評】最速150キロの直球とチェンジアップ、ツーシーム、カーブ、スプリットなどを操る大学№1左腕。
大学では1年から先発、中継ぎとして活躍し、4年春の全日本大学選手権では上武大学に8回1失点14奪三振の快投を見せたことで1位指名候補に躍り出た。変化球の精度は「プロと比較しても遜色がない」とスカウトから高評価を得た。
ボールのキレで勝負する投手で、1年目から即戦力としても期待できるが、更に伸びる可能性も秘めている。
佐藤隼輔(さとう・しゅんすけ) 投手 筑波大学 左投左打 181㎝82㎏
【評】最速152キロの直球とスライダー、チェンジアップを操る本格派左腕。
大学では1年秋からデビューし、3勝・25回無失点の快投し、2年時には大学日本代表に選出され、5試合無失点の好投を披露し、注目を集めた。スカウトからは「腕の使い方が上手く、クロスファイアが良い。制球も安定し、総合力が高い」と評価されている。
4年時は不調気味ではあるが、評価は不変という印象で、1年目から即戦力として期待したい。
1位指名候補
黒原拓未(くろはら・たくみ) 投手 関西学院大学 左投左打 173㎝76㎏
【評】最速151キロの直球とカットボール、チェンジアップ、スライダー、カーブなどを操る先発左腕。
大学では1年春からデビューし、4年春リーグ戦では8試合5勝1敗、防御率0.70の好投でMVP、ベストナイン、最優秀投手の3冠に輝き、大学選手権でも2試合に先発した。スカウトからは「球威があり、変化球を組み合わせた緩急をうまく使えている」と高評価。
制球面にやや課題を残しているが、1年目から即戦力として1軍で戦う姿を見せてくれそうだ。
山下輝(やました・ひかる) 投手 法政大学 左投左打 188㎝100㎏
【評】最速151キロの直球とスライダー、カット、カーブ、ツーシームを操る大型左腕。
高校時代から注目されたが、進学後にトミージョン手術を受けた事で3年春に初登板。4年春は5試合2勝3敗、防御率2.25と結果を残した。スカウトからは「スケールの大きさに加えて、器用さもあり変化球も操れる」と評価。
4年秋は新型コロナの影響でリーグ初戦が延期されているため、指名順位の判断が難しい選手となりそうだ。
正木智也(まさき・ともや) 外野手 慶応義塾大学 右投右打 182㎝87㎏
【評】リーグ通算10本塁打を放った長打力が持ち味のスラッガータイプの外野手。
大学では3年時から4番に座り、4年春リーグ戦では4本塁打、12打点。大学選手権では4試合打率.385、2本塁打、9打点で大会MVPを受賞。スカウトからは「軸がブレずに、リストが強く、バットのヘッドが利く。選球眼の良さも光る」と高評価。
確実性という部分で課題を残しているが、「主砲」を求める球団のニーズには一番フィットした選手と言えそうだ。
上位指名候補
椋木蓮(むくのき・れん) 投手 東北福祉大学 右投右打 178㎝80㎏
【評】最速154キロの直球とスライダー、カット、フォーク、チェンジアップを操るスリークォーター右腕。
1年時から先発、中継ぎで登板を重ね、4年春リーグ戦では6試合3勝1敗、防御率1.75。また大学選手権では自己最速154キロを計測した。スカウトからは「スケールが大きく、短いイニングなら150キロ台を連発できる。ボールの質も良い」と高評価。
1年目から1軍投手陣を支える事も可能な印象があり、状況次第では1位指名の可能性も高そうだ。
赤星優志(あかぼし・ゆうじ) 投手 日本大学 右投右打 176㎝80㎏
【評】最速152キロの直球とスライダー、カーブ、カットボール、ツーシーム、フォークを操る本格派右腕。
大学では3年秋から主戦を掴み、4年春は9試合3勝1敗、防御率0.78でMVP、最優秀投手、最優秀防御率を受賞。スカウトからは「威圧感はないが、コーナーを突いて、緩急を使える。試合を作る力は(今年の候補では)屈指」と評価を集めている。
4年秋からは打たせて取るスタイルで抑えるなど、投手としての幅の広さは大きな魅力だ。
北山亘基(きたやま・こうき) 投手 京都産業大学 右投右打 182㎝80㎏
【評】最速153キロの直球とスライダー、カーブ、スプリット、カットなどを操る本格派右腕。
大学では1年からマウンドに上がり、2年春からはエースの座を掴んだ。4年春は7試合4勝3敗、防御率1.52、59.1回で69奪三振を奪った。スピンレートの高い直球や精度の高い変化球を織り交ぜ、厳しいコースに決めきるコントロール精度も持ち合わせている。
選手としてのスペックやスタッツは今年の大卒右腕ではトップ級だけに、早い段階での指名もあり得そうだ。
桐敷拓馬(きりしき・たくま) 投手 新潟医療福祉大学 左投左打 178㎝84㎏
【評】最速150キロの直球とスライダー、チェンジアップ、カーブ、フォークなどを操るオーバースロー左腕。
大学では2年秋から先発マウンドに上がり、4年春は8試合5勝1敗、防御率1.79、55.1回で71奪三振を奪う好投で注目を集めた。スカウトからは「リリースが安定している事でボールに球威がある。制球が良く、変化球を低めに集められる」と評価している。
ドラフト直前で評価が急騰している印象で、数年内には先発ローテの一角を担う存在になりそうだ。
鈴木勇斗(すずき・ゆうと) 投手 創価大学 左投左打 174㎝84㎏
【評】最速152キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップを操る本格派左腕。
大学では2年秋からベンチ入りし、3年夏に2段モーションに変更したことで覚醒。3年秋は9試合4勝1敗、防御率1.72でMVPなどを受賞。スカウトは「制球が安定して、安定感がある。現場(1軍)は使いやすいタイプの投手」と評価。
小柄ながらも良質なストレートを投げ込んでおり、1年目から1軍ローテの一角を期待したい存在だ。
古賀悠斗(こが・ゆうと) 捕手 中央大学 右投右打 174㎝78㎏
【評】強肩とフットワークを生かした二塁送球タイム1.9秒前後を記録する大学№1捕手。
高校時代から注目され、進学後は1年秋から正捕手を掴み、4年春は12試合で捕逸、失策ゼロと安定した守備力でベストナインを受賞。打撃では波はあるが、4年春は打率.341、3本塁打と結果を残している。
最大の武器である肩の強さに加えて、打撃面の確実性が付けば、数年内には正捕手の座を掴みそうだ。
ブライト健太(ぶらいと・けんた) 外野手 上武大学 右投右打 184㎝84㎏
【評】恵まれた身体能力を生かしたスイングスピード156キロを計測する右の強打者。
大学4年春に覚醒し、14試合打率.380、3本塁打、12打点でMVP、ベストナイン、本塁打王、打点王を受賞。大学選手権では4試合打率.615、2本塁打、5打点と注目を集めた。恵まれた身体能力を生かした走塁、守備もスカウトから評価を受ける。
貴重な右の強打者として、1位指名の可能性もあると称される急成長ぶりはプロの舞台でも注目を集めそうだ。
