2020年11月の情報
日本ハムがポスティングシステム申請 交渉期限は来月27日(日本時間)(11月26日)
日本ハムは26日、有原航平投手(28)のポスティングシステム(入札制度)を利用した米大リーグ移籍を承認し、同日に申請したことを発表した。
有原と米球団との契約交渉期限は、米国東海岸時間26日午前8時(日本時間26日午後10時)から12月26日午後5時(同12月27日午前7時)までと通知された。
有原は昨オフの契約更改で、早ければ今オフの米球界挑戦の希望を表明。今季は20試合8勝9敗、防御率3.46をマークし、全日程終了後には、改めて米球界挑戦の希望を明らかにしていた。
【評】シーズン終了後にMLB挑戦の意向を表明していた有原航平のポスティングシステム申請手続きが完了し、26日午後10時から交渉が解禁されます。
今オフの先発投手の移籍市場は、目玉候補はいるが全体的には手薄な状況にあるという米メディアが分析。
有原に関しては「先発ローテの中盤を担える力がある」という評価の一方で通算防御率3.74を懸念するメディアからは「多くのチームでせいぜいローテ5番手」と厳しい評価も。
ただ複数の球団名が挙げられた上で有原が紹介されているケースもあり、市場においては一定の関心が示されている印象です。
2020年12月の情報
代理人がオンライン取材に応じ、7~8球団が関心を示すと明かす(12月9日)
ポスティングシステムを使って米移籍を目指している日本ハム・有原航平投手の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が9日(日本時間10日)、オンライン取材に応じ、現状を語った。
11月26日にポスティング申請が行われ、今月27日が交渉期限の有原について同氏は「7、8球団が関心を示している」とし、「期限の10日から1週間ぐらい前に一番関心を示しているチームが現れると思う」と明かした。
また既に本人とズームコール(オンラインでの会話)を望んでいるチームがあることも明かした。
【評】有原の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏がオンラインでの取材に応じ、既に7~8球団が関心を示していると明かしました。
既に有原とオンラインでの直接会談を望んでいる球団があるなど、移籍先決定に向けては大きく前進している印象です。
レッドソックス、レンジャーズ、パドレスの三つ巴の様相 交渉は最終局面へ(12月25日)
日本ハムからポスティング制度でメジャー移籍を目指す有原航平投手の移籍交渉が、いよいよ最終段階へ入った。
本格調査を続けていたレッドソックス、日本ハムのアリゾナキャンプから高評価していたパドレスがリードする形で進んだが、23日(日本時間24日)にはレンジャーズが正式な条件を提示。巻き返しへスパートを掛けたことで、混戦模様となった。
いずれの球団も、先発投手の補強を最優先に挙げており、日本で多くのイニングを投げてきた有原を先発3~4番手として評価。いずれの3球団とも日本球界や日本人選手との縁が深く、サポート体制が充実している点は遜色ない。
交渉期限が米東部時間26日午後5時(同27日午前7時)に迫る中、現状ではほぼ“三つどもえ”とみられる。現地ではクリスマス休暇中だが、各球団と代理人との間でギリギリの攻防が続けられそうだ。
【評】交渉期限が迫る有原航平ですが、レッドソックス、パドレス、レンジャーズによる三つ巴の情勢であることが報じられました。
この3球団は先発投手の補強が共通した課題であることは事実であり、また日本人選手や日本球界とも縁が深い球団でもあります。一方でローテ3~4番手という評価は、かなり高い評価を受けているという印象です。
テキサス・レンジャーズと契約合意と報道(12月26日)
日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた有原航平投手がテキサス・レンジャーズと2年総額600万~700万ドル(約6億2000万~7億3000万円)で契約合意したと25日(日本時間26日)、MLB公式サイトが伝えた。
レンジャーズは今季ア・リーグ西地区最下位でチーム防御率も30球団中23位の5.02。今季6勝を挙げたランス・リンをトレードで放出。、先発投手の補強が急務。
同サイトのマーク・ファインサンド記者は、サイ・ヤング賞投票2位に入ったツインズ・前田健太、カブスで開幕投手を務めたリアム・ヘンドリックスを似たタイプに挙げ「ローテーションの3番手として考えられる」と評している。
【評】交渉期限が迫っていた有原航平がテキサス・レンジャーズと契約合意に達したと米メディアが報じました。
レンジャーズはア・リーグ西地区で最下位に低迷し、投手防御率5点台と投手陣に課題を残し、先発ローテも3番手までは有力候補がいるものの、4番手以降の候補が乏しいという情勢が見込まれていました。
レンジャーズの本拠地ダラスは日系のコミュニティーが2017年頃から拡大し、ジャパンマネーへの期待に加えて、日本との直行便が運航されるなど、日本との関係も深い地域という部分も大きなメリットと言えそうです。
テキサス・レンジャーズが2年総額600万ドルで契約合意を正式発表(12月27日)
レンジャーズは26日、ポスティングシステムにより、日本ハム・有原航平投手と2年総額600万ドル(約6億3000万円)で契約した。このほか毎年5万ドルの出来高が付く。
日本ハムには譲渡金として120万ドルが支払われる。
有原は今季、日本ハムで20試合8勝9敗、防御率3・46の成績。完投はパ・リーグトップの3試合で、投球回数はリーグ2位の132回2/3だった。
有原は、「この街で成長し、成功できるよう引き続き努力する。そのためにも最高のコンディションで春季キャンプを迎えたい」と述べた。
また、ジョン・ダニエルズ編成本部長は、有原の加入により「先発ローテーションが厚みを増した」とコメントした。
【評】テキサス・レンジャーズが正式に有原航平の獲得を発表しました。
契約は2年間総額600万ドル(約6億3000万円)で毎年5万ドルの出来高が付く契約となり、日本ハムには譲渡金120万ドルが支払われる見通しです。
レンジャーズは現時点で再建途中のチームであり、来季は数年後を見据えた戦いが来季は続く見通しです。また有原はイニング消化力に優れている投手であり、年平均の年俸も比較的安価という部分もメリットが大きい印象です。

