今回は昨年のセリーグ5位 中日ドラゴンズの2019年シーズン戦力分析編です
2018年シーズン成績
順位 セリーグ5位
勝敗 63勝78敗2分 勝率.447
打率 .265 (リーグ2位)
本塁打 97 (リーグ5位)
盗塁 61 (リーグ5位タイ)
犠打 86 (リーグ5位)
得点 598 (リーグ4位)
防御率 4.36 (リーグ6位)
失策 52 (リーグ1位)
キャンプ目前の1月23日、ソフトバンクを自由契約となった松坂大輔の入団テストを行い、合格。
2018年の中日は松坂の加入という大ニュースで幕を開けた
広島との開幕3連戦は球団史上80年ぶりとなる3試合連続逆転負けという屈辱を味わった。
4月5日巨人戦で松坂が12年ぶりとなる日本での先発マウンドに上がり、同月30日DeNA戦で12年ぶり、4241日ぶりの白星を挙げた
5月に入ると開幕から好調が続いたアルモンテが月間MVPを受賞するなど打線を牽引し、チームは13勝11敗1分と5月は月間2位の成績を上げた。
しかし6月は9勝14敗と大きく負け越すと最下位に転落。8月にはビシエドがリーグ新記録の46安打を放ち、月間MVPを受賞したがチームの成績は上がらなかった
9月に入ると12日阪神戦に敗れ、優勝の可能性が消滅。9月28日には6年連続Bクラスが確定し、2年連続5位でシーズンを終えた
シーズン終了をもって森繁和監督が退任し、後任として楽天で2軍投手コーチを務めていた与田剛氏が就任
2018年をもってチームを支えた荒木雅博、岩瀬仁紀、浅尾拓也らが現役を引退。
またチーム最多13勝を挙げたオネルキ・ガルシアが金銭面で折り合いがつかずに退団し、阪神へ移籍。
ドラフト会議では大きな注目を集めた根尾昂を4球団競合の末に獲得し、長らく続いたスター不在に終止符を打つかと注目を集める
新外国人として力強いストレートが武器の左腕エンニー・ロメロを獲得し、育成契約だった渡辺勝と支配下契約を結んだ
2019年は6年連続Bクラスに終止符を打ち、常勝軍団復活を目指すシーズンだ
2018年シーズンタイトルホルダー
松坂大輔 カムバック賞
大島洋平 ゴールデングラブ賞
平田良介 ゴールデングラブ賞
ダヤン・ビシエド 首位打者、最多安打、ベストナイン、月間MVP(8月)
ソイロ・アルモンテ 月間MVP(5月)
投手陣予想
【投手陣寸評】
先発陣は、開幕投手の笠原を筆頭に、吉見、山井、柳、大野雄、ロメロの開幕ローテーションが確定している
特に大野雄大は昨年の不調を払拭するような投球が続き、特にストレートに力強さが戻ってきた印象で今季の投球は注目。
ただ先発投手には怪我人の多い。
小笠原は昨年9月に肘手術を受け、復帰は4月になる見通しだが、松坂は報道では5月に実戦復帰し、6月に1軍昇格を目指すとなっている。また藤嶋も血行障害の手術で復帰は当面先の見通しとなっている
中継ぎ陣は、守護神の鈴木、ロドリゲス、佐藤のWセットアッパーが当確。祖父江、田島も1軍入りが有力視される。
残り3枠には、小熊、マルティネス、福が入りそうだ。
マルティネスは、19日オリックス戦で最速156キロを計測し、平均154キロを叩き出すなどパワーアップ。福は投球フォームをクロスステップにしたことで、対左キラーとして定位置を掴みそうだ
実績のある又吉や復調の兆しを見せる谷元も控えており、、中継ぎはある程度期待が持てる布陣だ
野手陣予想
【野手陣寸評】
野手ではビシエド、高橋、平田、大島、アルモンテはレギュラー当確と判断した
捕手に関しては、昨年1軍出場なし、通算5試合の加藤が自慢の肩で開幕スタメンを掴む可能性が高い
絶対的と目されていたショートの京田だが、疲労の影響か打撃・守備でミスを犯す場面が見られた
そんな中で堂上が打撃フォームを改造したことで打撃面で覚醒の兆しを見せ、オープン戦で14試合打率.313、1本塁打、6打点と猛アピール。
堂上は二塁も守れるだけに、二塁の候補に挙げた阿部、亀澤との二塁争いに加え、京田の疲労面を考えると堂上がショートでスタメンする機会も増える可能性も高まっている
外野手では今季育成から昇格した渡辺が奮闘中。独特な一本足打法で力強い打撃を披露し、走塁・守備も一定の評価を与えられており、新戦力として注目したい選手だ
2019年シーズンのキープレイヤー
高橋周平
2018年は出場機会を増やすべく二塁手に転向。大きな挑戦のシーズンとなった。
開幕から6番二塁で起用されると、5月31日オリックス戦から6月1日日本ハム戦にかけて、NPBタイ記録の4打席連続二塁打を放った。
後半戦からは左右の有無に関わらずにスタメンに固定されると、入団7年目にして初の規定打席に到達。128試合打率.254、11本塁打、69打点とほとんどの成績でキャリアハイとなる成績を収めた。
2019年からはチームキャプテンに就任し、自身としても打撃力に繋げるために下半身強化に着手。
オープン戦では18試合打率.278、3本塁打、15打点とオープン戦打点王に輝くと三塁のレギュラーを確実にした
今季は主将としてチームを牽引する活躍に期待だ
期待の若手選手
加藤匠馬
谷繁元信が引退して以降、長らく正捕手が固定できない状況が続き、2018年は大野奨太をFAで獲得するも定着には至らなかった。
そんな中で新首脳陣は「センターライン強化」の方針を掲げ、白羽の矢が立ったのが2018年1軍出場は0、1軍通算5試合の出場経験しかない加藤匠馬だった
加藤の最大の特徴ともいえるのが「バズーカ」とも称されるほどの抜群の強肩だ。
遠投120メートルの地肩、2塁送球タイムは1.9秒台を計測し、球筋の鋭い送球は甲斐拓也(ソフトバンク)以上とも称されている。
オープン戦では昨年正捕手格の松井雅人を抑え、出場機会を得ると13試合で盗塁刺9・盗塁阻止率6割を記録している。
課題とされた打撃でも22日楽天戦で岸からホームランを放つなど、打率.292、1本塁打、2打点と結果を残している
もちろんリード面やキャッチングでは課題も残っているが、正捕手として大きな飛躍を掴むシーズンにできるか注目だ


