マルコス・マテオ 右投右打 3年目 年俸1億9000万円 34歳
1軍 17試合0勝1敗4H 防御率6.75 14.2回 13奪三振 6.75BB/9 7.98K/9 2.05WHIP
2軍 7試合0勝0敗 防御率1.42 6.1回 7奪三振 0.00BB/9 9.95K/9 0.79WHIP
【評】2016年からリリーフ陣の一角を担い、昨年は最優秀中継ぎ投手のタイトルを受賞するなど勝利の方程式として活躍し、2018年シーズンを迎えた
開幕から4月下旬までに4ホールドを挙げる活躍を見せたが、4月26日に夫人の出産に立ち会うために一時帰国し、5月8日から1軍に復帰
しかし復帰直後の5月12日広島戦で8回裏2死満塁から三者連続押し出し四球(NPB1軍公式戦最多タイ記録)で3失点を許すなど、制球に苦しむ場面が見られ、5月27日には右肩の故障のために2軍に降格
6月30日に1軍に復帰したが、7月16日巨人戦で1点を追う8回に登板も1回2失点と打たれ、2軍落ち。8月9日の2軍戦登板を最後に実戦で登板することはなく、10月31日付で自由契約選手として公示された
過去のシーズンと比べても制球面を悪化させた事や故障も重なるなど、構想から外れるのは仕方ない判断だったがチームを支え続けた功績は大きなものだった
ディエゴ・モレノ 右投右打 1年目 年俸5700万円 31歳
1軍 8試合0勝0敗3H 防御率2.70 6.2回 6奪三振 4.05BB/9 8.10K/9 1.65WHIP
2軍 22試合0勝2敗6S 防御率7.29 21.0回 18奪三振 3.86BB/9 7.71K/9 1.81WHIP
【評】力強いストレートと多彩な球種で高い奪三振率を記録するリリーフとして獲得
2018年は投手3野手1の外国人枠運用を想定した中で、オープン戦で4試合無失点と好投を見せたが、外国人枠の兼ね合いもあり、開幕は2軍スタート
マテオが一時帰国した4月26日に1軍に昇格し、同日の広島戦で1軍初登板を果たし、1回1安打無失点のデビューを飾った。
その後1軍で3試合に登板したが、マテオの再昇格で2軍落ちし、5月27日は故障したマテオに代わりに1軍に復帰。その後4試合に登板したが、6月3日に2軍に降格。その後は2軍で登板を続けたが、8月10日に盲腸の手術を受けると実戦復帰することはなく、10月31日に自由契約選手として公示された
1軍でも成績自体は良いがBB/9やWHIPの高さを見ると不安定さを見せており、定着出来なかった印象もあるが、ロサリオやマテオが2軍落ちした時には、2軍で打ち込まれるなどタイミングの悪さも重なった
ランディ・メッセンジャー 右投右打 9年目 年俸3億5000万円 37歳
1軍 28試合11勝7敗 防御率3.63 173.2回 149奪三振 3.01BB/9 7.72K/9 1.26WHIP
【評】2010年から在籍し、2018年は球団歴代外国人選手史上最長記録となる9年目のシーズンを迎えた
3月30日巨人戦でNPB外国人投手最長記録となる4年連続の開幕戦投手を任され、7回1失点で白星を挙げ、開幕戦通算3勝は外国人投手歴代最多記録に並ぶと、3・4月は4勝1敗、防御率1.82で月間MVPを受賞し、球団歴代外国人選手では最多の3度目の受賞となった
7月には監督推薦で9年目にして初のオールスターゲーム出場を果たし、同月22日DeNA戦で8年連続8度目のシーズン100奪三振を達成し、NPB外国人選手では歴代最多記録を達成。またこの試合で10勝目をあげ、通算7度目の2桁勝利でNPB外国人選手における歴代単独最多記録を達成した。
10月3日広島戦で1軍公式戦通算1416奪三振の外国人記録を達成し、同月9日巨人戦で4奪三振を奪ったことで、記録を1420奪三振に更新してシーズンを終えた
来シーズンは4月にFA権を取得した事で外国人枠を外れ、2017年に結んだ2年契約の最終年を迎える。来季もエースとしての役割を果たしながらも、投手陣のリーダー格としても大きな存在感を示していきたい
ラファエル・ドリス 右投右打 3年目 年俸1億2500万円 30歳
1軍 55試合1勝7敗32S4H 防御率2.85 53.2回 56奪三振 2.85BB/9 9.39K/9 1.25WHIP
2軍 1試合0勝0敗 防御率1.46 1.0回 2奪三振 2.92BB/9 8.03K/9 1.00WHIP
【評】2017年は絶対的な守護神として最多セーブ投手のタイトルを受賞し、2018年も守護神を任される形でシーズンを迎えた
4月は9セーブを挙げ、5月には6セーブを挙げるなど早々に2桁セーブを記録する活躍を見せたが、6月に入ると体調を崩して2軍落ちすると再昇格した6月24日広島戦で1点リードの9回に登板するも2安打2四球5失点とKOされるなど前半戦は19セーブを挙げるも3敗を喫した
8月は無傷の8セーブ、防御率1点台と復調を見せたが、9月に入ると立て続けに3敗を喫するなどまたしても不調に陥り、わずか1セーブしか挙げられず、チームも一気に失速。10月に入ると巻き返しを見せたが、最終的には32セーブを挙げたが、7敗も喫した
不安定さが目立ったドリスだがその大半が同点時に打ち込まれたケースで、同点時登板成績は1勝5敗防御率11.12と明確なデータが出ている
12月2日に契約保留者名簿から外れ、自由契約となったが一部報道では来季の契約で合意したとも報じられていて、動向を注目したい
ウィリン・ロサリオ 右投右打 1年目 年俸3億4000万円+出来高 29歳
1軍 75試合打率.242(281-68) 8本塁打 40打点 長打率.374 出塁率.285 OPS.658
2軍 25試合打率.309(81-25) 5本塁打 17打点 長打率.531 出塁率.364 OPS.895
【評】メジャー通算71本塁打を放ち、2016年からKBO・ハンファイーグルスで2年連続30本塁打を放った長打力を評価され、長打力不足解消を目指した阪神が入団1年目の外国人選手では球団史上最高額の条件で獲得した
春季キャンプの紅白戦、練習試合で3試合連続本塁打を放つなど期待され、4番一塁手として開幕1軍、公式戦を迎えた
3月30日巨人戦で第4打席で初安打・初打点、4月1日同戦では来日初本塁打を放つなど4番として固定されたが、徐々に抑え込まれる場面が目立ち、5月12日広島戦で4番を外され、6月2日西武戦で欠場すると翌日に登録を抹消された
2軍降格後は18試合打率.313、4本塁打、13打点と復調の兆しを見せて、7月17日に1軍に再昇格。7月21日DeNA戦で2打席連続本塁打を放ち、8月7日巨人戦では来日初の満塁本塁打を放ったが、その後はまたし不振に陥り、8月27日に登録を抹消。
その後は1軍再昇格の声も上がったが実現することはなく、シーズンを終了。10月31日に自由契約選手として公示された
特に苦しんだのが右投手の外角変化球。典型的だったのは5月30日ソフトバンク戦で、投げ込まれた14球中スライダーを9球投げこまれ、3三振を喫するなど徹底的に弱点を攻められた。
史上最高額での獲得が失敗に終わった事は、今後の外国人野手補強にも影を落とすかもしれない
エフレン・ナバーロ 左投左打 1年目 年俸3300万円 32歳
1軍 66試合打率.276(203-56) 3本塁打 25打点 長打率.374 出塁率.342 OPS.717
2軍 5試合打率.533(15-8) 1本塁打 5打点 長打率.800 出塁率.650 OPS1.450
【評】ロサリオの不振によって、新たな外国人選手の補強が必要となっていた6月15日にシカゴ・カブスから移籍
6月29日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦で9回に代打で初出場し、初打席初安打初打点となるライトへのタイムリーヒットを放ち、以降はチームの状況に応じて一塁手、左翼手、代打を担いながらプレーを続け、7月22日DeNA戦では来日初本塁打を放った
1軍では66試合に出場し、打率.276、3本塁打、25打点を記録し、一塁では34試合、21試合で外野を守るなどまずまずの活躍を見せて、11月13日には2019年の契約で球団と合意した
ロサリオに代わる外国人選手ではあったが、チーム事情を考えればアベレージヒッター型のナバーロではチームを好転させるまでのインパクトを与えるのは難しかった印象だが、1年目ながらも安定してプレーできたことは残留に繋がるポイントだった
来季の立場は新たに補強するであろう外国人野手次第もあるが、第4の外国人となるかもしれない
