1位指名候補
松本航 右投右打 176㎝85㎏ 日本体育大学
【評】最速155キロのストレートと5種類の変化球を操る先発右腕
4年に入り球速がアップし、元々あった制球の良さもあって、ゲームを作り、勝てる投手へと成長した
総合力、安定力では今年度の指名候補では№1であり、即戦力として注目されている
上茶谷大河 右投右打 181㎝85㎏ 東洋大学
【評】最速152キロのストレートとスライダー、スプリットが武器の奪三振率が高い先発右腕
4年春にリーグ戦で1試合20奪三振を記録し、MVP、ベストナイン、最優秀投手を受賞するなど覚醒
実績が1年のみという懸念はあるが、1年でここまで伸びたというポテンシャルを評価したい
甲斐野央 右投左打 185㎝84㎏ 東洋大学
【評】最速159キロのストレートとフォークが武器の剛腕リリーバー
ストレートのスピンレートは2400回転とMLBの平均を遥かに凌ぐなど高いポテンシャルを持っている
リリーフ専任という事で基礎体力が気になるが、リリーフに悩む球団ならば獲得を狙う選手だ
梅津晃大 右投右打 187㎝92㎏ 東洋大学
【評】最速153キロを計測する威力があるストレートが魅力の本格派右腕
3年秋リーグ戦で5季ぶりの登板で150キロをマークし、一気に注目を集めた
リーグ戦で通算0勝と大きな実績こそないが、高い将来性やポテンシャルはドラ1で消える可能性も
辰巳涼介 右投左打 178㎝68㎏ 立命館大学
【評】走攻守三拍子が揃った身体能力の高い大学№1外野手
4年春リーグ戦ではリーグ通算100安打を達成し、大学日本代表には2年生から選出されるなど経験も豊富
センターの守備でも遠投120mの強肩を見せるなど、センターラインの強化を目指す球団が興味を示している
上位指名候補
清水昇 右投左打 180㎝80㎏ 国学院大学
【評】最速151キロを計測するストレートとツーシーム、フォークを操る即戦力右腕
先発では打たせて取る投球、中継ぎではストレートを主体に押す投球を使い分けるなど起用の幅は大きい
派手さはないが完成度が高く、状況次第では1位指名も
小島和哉 左投左打 175㎝76㎏ 早稲田大学
【評】キレのあるストレートとスライダー、カットボール、チェンジアップを操る先発左腕
伸び悩んだ時期もあるが、4年秋にストレートの球質が上がり、奪三振率も向上した事でスカウト陣の評価も急騰中
投手としてのまとまりもあり、左腕候補が少ない事を考えると上位指名を検討する球団は多そうだ
頓宮裕真 右投右打 182㎝98㎏ 亜細亜大学
【評】東都大学野球リーグ通算14本塁打を放つ強打の捕手
打球を飛ばす力は大学№1と評価されており、一発長打の魅力を持つスラッガーとして大学代表にも選出
捕手として評価されるもスローイング精度に課題があるとみるスカウトもおり、捕手か野手かで評価は分かれている
その他の上位指名候補
東妻勇輔 右投右打 170㎝82㎏ 日本体育大学
小柄ながらも最速155キロのストレートで押すパワータイプ右腕 ムラはあるが、ハマった時は凄まじい投球を見せる
高橋優貴 左投左打 178㎝82㎏ 八戸学院大学
伸びのある最速152キロのストレートが武器の力投型 高い奪三振率を誇り、リーグの三振記録を更新 制球は課題あり
鈴木翔天 左投左打 185㎝80㎏ 富士大学
140キロ前後のストレートとスライダー、チェンジアップを操る左腕 ケガで評価を落としたが、素質や能力は依然高評価
栗林良吏 右投右打 178㎝80㎏ 名城大学
最速153キロのストレートとスライダーが武器の右腕 山内壮馬コーチ(元中日)から指導され、習得したフォークで奪三振率が向上
中位指名候補
山上大輔 右投左打 182㎝88㎏ 立命館大学
【評】最速149キロのストレートと縦のスライダー、スプリットが武器の本格派右腕
4年春はリーグ戦で5勝を挙げ、最優秀投手賞を受賞し、全日本選手権でも白星をマーク
制球面も安定し、まとまりのあるタイプだが、被安打数がやや多いのが気がかり
中山翔太 右投右打 186㎝90㎏ 法政大学
【評】パワフルな打撃を評価されている右の一塁手
東京六大学リーグで通算10本塁打を放ち、変化球への対応力も4年になり成長を見せる
外野を守る事もあったが、売りに出来る印象ではないため、守備位置で評価が上下しそうだ
米満凪 右投左打 170㎝60㎏ 奈良学園大学
【評】50m5秒8の俊足を武器に大学選手権で1試合4盗塁をマークした遊撃手
ショート以外にも二塁や外野をこなしても安定した守備力を持ち、打撃も非力ではなく打球が伸びる印象
ユーティリティーの選手として戦力の底上げを期待
その他の中位指名候補
白銀滉大 右投右打 179㎝75㎏ 駒澤大学
サイド気味のスリークォーターから最速149キロの球威ある速球とカットボールが武器 対左打者に課題は残る
続木悠登 右投右打 180㎝80㎏ 日大国際関係学部
最速150キロの速球とスライダー、フォークが武器の本格派 緩急を使い分け、落ち着いたマウンドさばきも特徴
中村稔弥 左投左打 177㎝81㎏ 亜細亜大学
最速145キロのストレート、ツーシーム、スプリットを投じる先発左腕 4年に入ってから奪三振率も向上し、安定感もある
太田光 右投右打 177㎝75㎏ 大阪商業大学
低い軌道の送球は1.9秒台、安定したキャッチングを見せる捕手 打撃は課題も、安定したリード面も大きな評価材料
中川圭太 右投右打 180㎝75㎏ 東洋大学
長打力が魅力の大型二塁手 力強いスイングではあるがミート力も評価 守備ではやや送球に不安が残る
伊藤裕季也 右投右打 180㎝95㎏ 立正大学
力強いスイングから放つ長打が魅力の二塁手 侍ジャパンでも中軸を担い、三塁もこなす 勝負強い打撃をスカウトも評価
渡辺佳明 右投左打 179㎝74㎏ 明治大学
安定したバットコントロールが武器の遊撃手 二塁や三塁もこなすが、守備位置次第では長打力不足気味
逢沢峻介 左投左打 175㎝77㎏ 明治大学
スピードを生かした守備に定評のある俊足センター 打撃はシャープさがあり、強く振れるためプロ入り後に化ける可能性も
下位指名候補
川瀬航作 右投右打 182㎝85㎏ 京都学園大学
【評】サイドスローから最速146キロのストレートとスプリットが武器の変則フォームの右腕
安定した制球力で打たせて取る投球ができていて、スプリットを投げることで対左打者への対策にもなっている
平均球速が上がれば、リリーフとして長く活躍する投手になる可能性も
岩城駿也 右投右打 179㎝83㎏ 九州産業大学
【評】九産大では1年秋からレギュラーを掴み、通算131安打19本塁打を放ち、日本代表入りを果たした三塁手
左右問わずに打球をはじき返し、全国レベルの投手にも結果を残すなど打撃技術も成長している
一方で三塁守備では危うい印象で、早々に外野手にコンバートされる可能性も
今川優馬 右投右打 176㎝80㎏ 東海大北海道キャンパス
【評】左足を高く上げる打撃フォームで放たれる長打力が自慢の外野手
3年春の大学選手権では東京ドームの右中間にホームランを叩きこむなど長距離砲のポテンシャルも
リーグ戦では安定した打率を残しており、パワーだけの選手ではない印象だ
その他の下位指名候補
泉圭輔 右投右打 187㎝82㎏ 金沢星稜大学
角度ある最速146キロの速球とスライダーが武器の長身右腕 夏場の遠征には10球団が視察 将来性を高く評価されている
鈴木彩隼 右投右打 180㎝78㎏ 静岡産業大学
最速147キロの速球とスライダーが武器の先発右腕 リーグ戦では高い奪三振率をマーク 兄は鈴木翔太(中日)
橋本昂稀 右投右打 176㎝83㎏ 京都学園大学
二塁送球が最速1秒78を計測した鋭い送球を見せる捕手 打撃には課題があるが、肩の強さは捕手候補でもトップクラス
佐藤龍世 右投右打 175㎝78㎏ 富士大学
振り切るスイングが自慢の三塁手 打ち損じもあるが、パンチ力もあり、守備も安定 気持ちを全面に出すプレースタイルも好評
吉田叡生 右投左打 173㎝80㎏ 中央大学
4年春にリーグ戦首位打者を獲得したアベレージヒッター バットコントロールや選球眼が良く、サードも守る 外野守備はやや懸念も