プロ野球12球団の2018年シーズン展望を書いていこうと思います
投手陣予想、野手陣予想に加えて、キープレイヤーと注目の若手選手について書いていきます
昨シーズンのセリーグ5位 中日ドラゴンズ編です
2017年のチーム成績
順位 セリーグ5位
勝敗 59勝79敗5分
打率 .247 (リーグ5位)
本塁打 111 (リーグ5位)
盗塁 77 (リーグ2位)
犠打 115 (リーグ2位)
防御率 4.06 (リーグ5位)
QS率 50.35% (リーグ3位)
2017年は監督代行を務めていた森繁和ヘッドコーチから監督に昇格し、前年度最下位、4年連続Bクラスからの脱却を目指した
しかし開幕直後に引き分けを挟んで5連敗を喫すると、ヤクルトとの最下位争いを続ける
6月3日には荒木雅博が生え抜きとしては球団史上4人目となる2000本安打を達成し、6月は14勝8敗と月間勝ち越しを決める
投手陣の不調が解消される兆しを見せず、7月31日には日本ハムから金銭トレードで谷元圭介を獲得し、巻き返しを図った
9月9日の試合で敗れ、球団ワースト記録の5年連続シーズン負け越しが決まると、友利結1軍投手コーチが投手陣不振の責任を取る形でコーチ登録を外れた
投手陣の不振に加え、主力野手陣に故障者でチームは2年続けて60勝を下回り、5位でシーズンを終えたが、ドラフト2位ルーキーの京田陽太がショートのレギュラーに定着し、チーム新人最多安打を放ち、球団29年ぶりの新人王を獲得した
オフは、本塁打王を獲得したアレックス・ゲレーロと残留交渉が決裂し、巨人へ移籍するなど5名の外国人選手が退団。また長きに渡ってチームを支えた森野将彦が現役引退を表明し、14年ドラ1の野村亮介ら落合博満前GMらの下で獲得した選手たちなどが退団した。
ドラフトでは鈴木博志を1位指名するなど8名の新人を獲得し、FAでは日本ハムから大野奨太、外国人選手はMLB通算51勝のディロン・ジー、スイッチヒッターの強打者ソイロ・アルモンテら4名を獲得。
またソフトバンクを自由契約となった松坂大輔が入団テストに合格し、契約を結んだ。
2018年は5年間続いているシーズン負け越し、Bクラスに終止符を打ち、6年ぶりとなるAクラス入りを目指していく
タイトルホルダー
京田陽太 新人王
投手陣予想
先発ローテ (◎当確 〇有力 △競争 ▲開幕出遅れ)
◎ 小笠原慎之介 22試合5勝8敗 防御率4.84 119.0回
◎ 笠原祥太郎 18試合1勝3敗 防御率3.14 48.2回
◎ ジー 新加入
〇 柳裕也 11試合1勝4敗 防御率4.47 50.1回
〇 松坂大輔 登板なし
△ 鈴木翔太 15試合5勝5敗 防御率4.17 69.0回
△ ガルシア 新加入
投手陣予想
△ 大野雄大 24試合7勝8敗 防御率4.02 147.2回
△ 吉見一起 14試合3勝7敗 防御率5.23 75.2回
△ 若松駿太 7試合1勝4敗 防御率5.55 35.2回
△ 山井大介 2試合2勝0敗 防御率1.50 12.0回
リリーフ陣 (◎当確 〇有力 △競争 ▲開幕出遅れ)
◎ 田島慎二 63試合2勝3敗34S6H 防御率2.87 62.2回
◎ 谷元圭介 54試合3勝1敗27H 防御率4.26 50.2回
◎ 又吉克樹 50試合8勝3敗21H 防御率2.13 110.0回
◎ 鈴木博志 新加入
〇 岩瀬仁紀 50試合3勝6敗2S26H 防御率4.79 35.2回
〇 伊藤準規 39試合0勝2敗9H 防御率3.88 62.2回
〇 祖父江大輔 35試合2勝1敗1S9H 防御率2.57 42.0回
△ 木下雄介 22試合0勝0敗 防御率6.14 22.0回 (2軍)
リリーフ候補
△ 三ツ間卓也 35試合2勝1敗11H 防御率4.06 37.2回
△ 福谷浩司 25試合1勝1敗2H 防御率5.74 26.2回
△ 佐藤優 13試合2勝0敗2H 防御率5.40 13.1回
△ 岡田俊哉 9試合0勝2敗2H 防御率5.14 7.0回
△ 浅尾拓也 4試合0勝0敗1H 防御率12.00 3.0回
▲ 小川龍也 18試合0勝0敗3H 防御率2.19 12.1回
【投手陣寸評】
先発陣は、開幕投手の小笠原、ジー、2年目の笠原、柳、そして松坂の開幕ローテが有力で最後の1枠は新外国人のガルシアと鈴木翔が争っているが、ガルシアが有力とする報道もある
その一方で2年連続開幕投手だった大野雄が状態が上がらずに開幕ローテを外される見通しだが、25日阪神2軍戦で5回無失点と復調の兆しを見せ、松坂の登板間隔次第では早々に1軍昇格となりそうだ
リリーフ陣は、田島、谷元、又吉、岩瀬、祖父江、伊藤準、ドラ1ルーキーの鈴木博の7名が1軍のリリーフ陣を担う予定だが、田島の状態が不安視されていて、日替わり守護神の可能性が指摘されている
リリーフ陣は状態が良ければ、盤石という印象だが、先発陣は若手、新外国人、肩の状態次第のベテランの開幕ローテと未知数な部分も多いだけに、大野雄、吉見と言ったあたりが復調しないと苦戦を強いられてしまいそうだ
野手陣予想
(◎当確 〇有力 △競争 ▲開幕出遅れ)
捕手
◎ 大野奨太 83試合打率.221(154-34) 3本塁打 13打点
〇 松井雅人 87試合打率.221(208-46) 2本塁打 17打点
△ 木下拓哉 51試合打率.192(78-15) 0本塁打 4打点
△ 杉山翔大 39試合打率.091(66-6) 0本塁打 1打点
一塁手
◎ ビシエド 87試合打率.250(332-83) 18本塁打 49打点
二塁手
〇 高橋周平 41試合打率.233(129-30) 2本塁打 10打点
△ 亀澤恭平 98試合打率.287(254-73) 2本塁打 13打点
△ 荒木雅博 85試合打率.249(249-62) 0本塁打 8打点
三塁手
◎ 福田永将 95試合打率.271(299-81) 18本塁打 49打点
△ 堂上直倫 91試合打率.205(151-31) 1本塁打 8打点
遊撃手
◎ 京田陽太 141試合打率.264(564-149) 4本塁打 36打点
右翼手
〇 平田良介 66試合打率.244(238-58) 6本塁打 29打点
△ 藤井淳志 128試合打率.265(374-99) 6本塁打 42打点
△ モヤ 新加入
中堅手
◎ 大島洋平 119試合打率.313(476-149) 3本塁打 29打点
△ 遠藤一星 50試合打率.225(102-23) 2本塁打 11打点
左翼手
〇 アルモンテ 新加入
△ 松井佑介 56試合打率.277(119-33) 4本塁打 18打点
【野手陣寸評】
キャンプでは「正捕手」、「高橋周平の二塁コンバート」、「ゲレーロの代わりとなる外国人」が注目された
まず捕手だが、大野奨が加入した事で正捕手が固まった印象だがオープン戦中盤に右肘の違和感で一時離脱するなど、シーズン中に再発の可能性もあるだけに、松井雅らが負担を減らす役割を担いたい
二塁は昨年秋から高橋がコンバート。オープン戦最後の3連戦で11打数7安打と猛アピールを見せ、開幕スタメンは有力だ
しかし荒木、亀沢もオープン戦の状態が悪かった訳ではないため、状態が悪くなれば、高橋が外される可能性も十分ある
そしてゲレーロの代わりとなる外国人選手だが、新外国人としてアルモンテ、モヤの2名を獲得
モヤはパワーがあるが打撃面の粗さから厳しい印象だが、アルモンテはオープン戦では打率.280、4本塁打、11打点と活躍を見せ、開幕3番レフトを任されそうだ
昨年は主力打者が故障離脱した事で低迷したが、万全な状態でさえあれば、一定の攻撃力を持つ打線が組める印象だ
今シーズンのキープレイヤー
小笠原慎之介
2016年オフに左肘遊離軟骨除去手術を受け、2017年シーズンを迎えた
肘手術の影響で、開幕2軍スタートで迎えると5月6日に1軍初登板となった
しかし2016年に続いて白星が伸びず、被本塁打数が21本と「一発病」に苦しむことになった
しかし9月19日巨人戦でプロ初完投勝利を挙げるなど自己最高となる5勝を挙げた
2018年は春季キャンプから精力的にブルペン入りするなどアピールを続け、オープン戦では4試合2勝0敗、防御率1.35と好成績を上げると森監督から開幕投手に指名され、球団史上最年少の大役を担う
今年は投手陣の軸となる活躍を期待するとともに、自己最高の成績を狙う
注目の若手選手
石垣雅海
酒田南高校時代から強打の内野手として高校通算37本塁打を放つなど注目を集め、2016年ドラフト3位で指名を受けて、入団
右の大砲候補として期待値は高く、早くからショートでの出場機会を与えられ、プレーを続けた
しかしショートの守備で苦しみ、打撃にも影響が出ると成績が上がらずに苦しんだ
しかし8月頃から三塁手として起用され始めると初本塁打を放つなど、60試合打率.193、3本塁打、14打点を記録
9月30日に1軍初昇格し、10月4日DeNA戦でデビューも3打数無安打3三振とほろ苦いデビューとなった
またオフにはアジアウインターリーグに参加し、16試合打率.216、2本塁打、6打点を挙げている
まだまだ成長途中ではあるが、貴重な右の大砲として注目したい存在だ