球界きっての守備の名手・宮本選手(ヤクルト)は
派手なプレーを意図的に避けているという話を聞いたことがあります。
それは
・ピッチャーが打たれ本来ならばヒットになる当たりを
野手のおかげでアウトにできたと思わせると
ピッチャーは心のどこかに「打たれた」というダメージを負うため
・できるだけピッチャーの平常心を保たせるため
のようです。
前者はそのままですが、後者について補足をすると、
横っ飛びなどしてアウトにできれば
観客は沸き、チームも勢いづきます。
つまり通常と異なる環境が創造されるわけです。
その結果ピッチャーが力んだり
野手にもハイになり正常な判断ができなくなってしまう事があります。
そもそも横っ飛びで取るのではなく
前もって予測して守備位置を変えておけば
横っ飛びで取る必要も無いだろう
というスタンスです。
宮本選手らしい考え方だなぁと感心させられました。
そんな宮本選手の貴重な(?)横っ飛び満載の映像がこちらです。
0:10位から始まる松井選手との対戦では野手全体がライト方向への打球を意識し
守備位置を変える松井シフトが敷かれています。
これぞ守備位置の重要性を物語った1シーンですね。
ファインプレーといっても華やかなものが全てではありません。
その隠れた職人ならではのプレーを見つけるのも観戦していく中での楽しみですね。