東洋大学陸上競技部の学生が痴漢で逮捕
たまには、自分の文章だけの記事でも書くことにしましょう。
さて、このニュースを知らないという人は、
検索してみてください。
すぐ見つかると思います。
まあ、TVニュース等でも取り上げられていますし、
ネットをやっていればどこかしらで目にしたでしょう。
さて、問題になっているのは、
「東洋大学は、正月に控えている箱根駅伝に出場するべきか否か」
これです。
つまり、責任のとり方の問題です。
犯罪を犯したのは、あくまで部員の一人の単独犯。
それも、部活動中ではないし、未成年ではない成人。
さて、東洋大学陸上競技部は、連帯責任という形で
箱根駅伝を辞退するべきなのか。
結論から述べると、私はしなくてもいいと思います。
何故なら、犯罪を犯したのは一人であり、陸上競技部として冒した犯罪では無いからです。
ただし、そうはいっても日本社会は連帯責任というものに重きを置きすぎている傾向があります。
高校野球などがいい例でしょう。
何か不祥事があるたびに、出場・不出場でもめています。
そういう習慣・慣習がはびこっている以上、陸上競技部になんらの罰を与えないというのは、東洋大学の評判や大学駅伝界の評判を落とすことにもなりかねません。
ただ、現在陸上競技部で頑張っている学生たちの気持ちも考えてあげなくてはいけません。
箱根駅伝を目指して頑張ってきた99%の学生の夢を、たった1%の馬鹿野朗のせいで潰させてしまっていいのでしょうか。
「箱根駅伝を走りたいから東洋大学に来た」という学生もいるでしょう。
血のにじむような練習を重ねてきたのでしょう。
だからこそ走らせて上げたい。
双方が納得できる形というのは無いとは思います。
ただ、折衷案のような考え方はできないでしょうか。
私の意見としては、
「東洋大学は、オープン参加という形での出場」
というのが一番かなと思ってます。
つまり、他の大学と共に箱根路を走ることは出来るが、
総合記録としては残らない。
関東学連選抜と同じ形ですね。
仮に、1番でゴールしようとも、来年度は予選会から参加する。
この形がベストかな~とは思うのですが…。