あの振り子打法は・・・

「イチロー名言☆伝説　イチロー選手の名言と伝説を追って･･･」

イチロー選手といえば、

「振り子打法」

これは、イチロー選手がオリックス時代に採用していた
彼独特の、打ち方でした。

当時は、この「振り子打法」がバッティングコーチはじめ、
いろいろなコーチ関係者から、疑問視され続けました。

でも、イチロー選手がオリックスに入団時に、
チチローさんという愛称で、おなじみになった父鈴木宣之さんが、

かたくなまでに、

「あいつのバッティング方法は、いじらないでください」

と頼み込んだそうです。

野茂投手のトルネード投法といい、日本野球はどちらかといえば
基本重視･･･形を優先？する傾向があり、変則的な形は否定されるようです。

でも、イチロー選手も、野茂投手もあれだけすばらしい実績を残されました。


ところで、今のイチロー選手には、「振り子打法」は見られません。

イチロー選手の「振り子打法」は消えてのでしょうか？

いえ、消えてはいません。

野球打撃理論に詳しい方のお話によると、

・右足を振り出すタイミングが一瞬遅くなったこと。

・遅くなった分、以前ほど右足を振る動作が小さくなったこと。

これだけだそうだそうですが、すでに「振り子」のようには見えないのですから

「振り子打法」という名称は、過去のものになりました。


でも、今のイチロー選手の打法のほうが、過去の「振り子」より、
球速の速いピッチャーが多い、メジャーでは通用するとのことです。


イチロー伝説のはじまりは、

「振り子打法」

これが私の記憶に刻まれた、イチロー選手の雄姿の最初でした。


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