風に吹かれて

彼らが21世紀の担い手。

しぶきをあげて

石を川面に投げて

ここは秋川渓谷

都心を離れて、夢のかけらを集めに来た。



あがり、陽ざしが彼らを照らしている。

今を生きている喜びが空をかける。

歓声が空に向かって螺旋を描くように昇っていく。

彼らの元気、笑顔が、彼らが接する人たちの生きる勇気になる。

愛を刻みこんで

これからも輝くこの一瞬を大切にしよう。

胸の鼓動がリズムになって、笑顔が新しい笑顔を作りだす。



川のせせらぎ、風の舞い、虹の架け橋

きっと幼いころを想い出しているにちがいない。

振り返れば故郷が見える。

せめて100万年くらい幸せでいようよ。

帰りの中央線

心地よい眠りが彼らをいざなう。


みんな家に着いたかな。

雲の流れ、星の瞬く下で今宵は、新しい夜明けに備えていることだろう。

輝く一瞬に、それぞれの思いを刻んで

未来は大丈夫。

彼らなら100万年くらいの幸せを創ることができる。

夏の残り火

ありがとう、僕も勇気をもらった、彼らの笑顔を忘れない。