バットコントロール練習『基礎トスバッティング』
7~8m離れた相手から投げられた山なりのボールを相手に打ち返す練習。
キャッチボール同様に2人1組で行えるために、毎日の練習ルーティンの中に組み込むとよい。
バットを使ったキャッチボールという認識で行うことが大切である。
打つ・投げる・捕るといった基本動作が含まれている練習で、しっかりやることによって野球の基礎を固める事が出来る。
ここが練習のポイント! (⌒∇⌒)ゞ
○バットの面をつくる事を意識すべし
自分の打ちたい方向に対してバットの面を作る練習です。
このときの手首がポイント。
グリップエンドで打ちに行く感じでバットを出し、当たる瞬間にバットが出てくる。
テコの原理でバットのヘッドが走らせる感覚が大切。
これが出来ている選手は、手首とバットの角度が90度前後になっているはずです。
面を作る感覚を磨く練習なので、体をオープン気味に構えた方が、感覚が身に付きます。
○野手の投げる動きにシンクロすべし
ヒザと手首でタイミングを取る感覚を身につける練習です。
ユラユラ揺れながらタイミングを計ると効果倍増。
ヒザがつっぱていたり、タイミングが直線的な取り方ではシンクロ出来ません。
○野手は守備練習
トスバッティングで一番見落としがちなポイントです。
野手は緩い球を投げる。
緩い球ほどリリースが安定しなければ投げられません。大事な練習です。
投げ終わったら構える
打者のスイングにシンクロをするということです。
足を使って打球を処理する。
手だけで行っては守備練習になりません。
必ずステップを入れてから投げる。
無理な体勢から投げずに、必ず体を起こしてください。そうしないと打者がタイミングを合わせられません。
いい練習を行うためのアドバイス ( ^^)b
・空振りや後逸のカバーを付けているうちはうまくなりません。
・バットに当たらない選手は、正対して(野手の方に体の正面を向けて)やってみるといいです。
・様々なトスバッティングメニューと組み合わせることによって効果は跳ね上がります。
などなど
ヘッドを立てる感覚育成練習『ワイドトスバッティング』
体力増強&下半身強化『アメリカントスバッティング』