『アートグレイシルバー』
って。皆さん知ってますか?


銀粘土をレンジでチンッ!
で自宅でシルバーアクセサリーが作れるってやつです。



中には、銀粘土だけの職人さんもいたり…ブランドになったり…しちゃう時代です。



よく。お客さんにも銀粘土は本物ですか?
って聞かれたりします。



私は答えられずにいました。

それは、まだ生産されたホヤホヤだったからです。



修理にもよく銀粘土のアクセがやってきます。


簡単な修理でも、何故か溶接ができないのです。


肉眼でも見えない空気が入っているからだと思います。


だから立派な作品でも軽いのです。


簡単にいえば、軽石に似ています。


口では説明しずらいけど、
銀粘土すぐに分かります。


修理もしてるので、銀粘土はやっかいなのです。



銀粘土の銀は、なんと。
写真のフイルムに含まれている銀を取りだして(粉末状)
水と混ぜて粘土となります。


完璧なリサイクルってやつですね…。



ちょうど。銀粘土が流行りだした時、デジカメの時代に変わっててうなずけました。



やるね…時代っ。



私、時代のおかげで古い職人まっしぐら~ですょ。



純度も99.9が銀なので、柔らかすぎて一生物になりませんけど。


0.1が何なのか分かりません。

これがもし空気だとしたら
この数値うそっぺ~。

と思う私です。



私みたいな職人さんは、きっと悩まされてる人。多いと思います。


ぶっとばされそうだけど。
ハンドメイドって温かみはあるので、銀粘土の世界も素敵だなって思います。



そんで。本物か?って質問には、これからは。
偽物です。と答えようかと思います。


銀って天然石だからです。
石みたいな状態から始まり叩いて焼いて…形になるからです。



銀の天然石のパワーストンの意味合いは。


感情面のバランスを整えます。