撮影はご遠慮下さい…被害者たちの霊が写り込むかもしれません。
OP ♪M.S.K「HolIiday」
last♪replus Time Goes By feat.Hydroponikz &Anika (Robert de Boron remix)
ED ♪怒髪天「押忍讃歌」
他効果音など♪M.S.K「Widd Seven」
M.S.K「Rock'N RolI Hear To Stay」
7月10日(火)~15日(日)「限・界・密・室!」
脚本:福田晶平 演出:三橋潔(ナルペクト)
出演:エリートヤンキー、ゆったり感、囲碁将棋、若尾桂子(ナルペクト)、いぬ
げん‐かい【限界】物事のぎりぎりの範囲、境。限り。
みっ‐しつ【密室】締めきって外から人が入れない部屋。
2011年7月11日(月曜日)
群馬県の浅間山中で爆発 男女五人が行方不明
2011年7月10日(日曜日)
いよいよ事件の謎が明かされます。皆さんが無事に帰って来られますよう…。限界密室の世界へ行ってらっしゃい。
おや、雨が降ってきましたね。あの日と同じですねえ……――。
強い雨。雷まで鳴り出す中、警察署にジャーナリストの田富功利(橘)が首を押さえて立っていた。そこに刑事の新堂敏和(中村)がやって来る。
浅間山中爆発事件。被害者は五人。強い爆発の威力で遺体も見付からず、近くに放置されていた荷物から身元が分かったらしい。ネットで知り合ったものたちの集団自殺なのか、それとも殺人か。とにもかくにも田富は、新堂にある書類を渡す。それは浅間山中爆発事件の犯人のものとされる資料だった。
(OP)
タイラセイゴ:平誠吾(西島)社長
アソウコウタ:麻生空太(江崎)サラリーマン
ヤナイシュウイチ:矢内修一(文田)ピアニスト
ネマツネヒコ:根間恒彦(根建)高校三年生
キラサユリ:吉良小百合(若尾)女子大生
タドミコウリ:田富功利(橘)ジャーナリスト
シンドウトシカズ:新堂敏和(中村)刑事
アリマケイジ:有馬刑事(有馬)刑事
オオタケイジ:太田刑事(太田)刑事
とある部屋に座る平、矢内、根間、吉良、そして麻生。五人が目覚めるとそこは密室だった。一番遅く目覚めた麻生は、自分の左腕に他の四人と一本に繋がれた鎖を見て驚きを隠せない様子だ。
麻生「これはどういうことなんですか!?」
平 「面白いもんだな。みんな同じことを言う」
矢内「こっちが聞きたいくらいですよー……」
麻生「ずいぶん冷静ですね。怖くないんですか!?」
吉良「怖いですよ!!窓もないみたいですしこんなものに繋がれてるし」
根間「さっきから聞いてばかりで自分のことなんも言わないね」
根間が麻生に言うと、麻生はすみませんと自分の名を名乗った。
根間「俺、根間!根間恒彦、高3!」
麻生「高3ですか!?」
平 「見えないんだよ、高3に…」
それから順番にみんなが名乗ったあと、根間が言う。
根間「というか今日友達と遊ぶ約束してたんだよね。早くここから出して欲しいんだけど」
平 「遊びならいいが仕事が滞るのは困る。 今日は大事な会議があるんだ」
根間「おい、遊びならってなんだよっ!!」
平 「遊びと仕事を一緒にするな!!…これだから子どもは」
矢内が五人で力を合わせて鎖を引っ張って切るというのはどうかと提案するが、鎖を外そうにも相当固く、腕が先にやられると却下する根間。とりあえず大声を出して助けを呼ぼうと五人で叫ぶことに。
(千秋楽では文田さんのみ「五人でー力をあわせて鎖をー」とか叫んでた)
一通り叫び終えてから疲れたように椅子に座る面々。麻生はポケットに紙が入っていることに気付く。
「始ノ箱ヲ開ケヨ 終ワリノ始マリ」
目の前にある"始"と書かれた白い箱を見つけると、平が慌てて自分が座っていた椅子を見る。思ったとおり椅子にはそれぞれ数字が書かれてあり更に鍵穴までついていた。壱は吉良、弐が根間、参が平、肆が矢内、伍が麻生。"始"の箱を開けたら何かわかるかもしれない。
根間「あれ、でも届かなくね?」
吉良「誰かひとりに鎖を寄せたら届くかも」
麻生「僕開けます。もし何かあっても大丈夫ですし」
平 「何があってもって、」
根間「ああっ!!じゃあ、麻生さん…だっけ?決まりねっ」
言いかけた平の言葉を根間が遮り、結局麻生が箱を開けることに。恐る恐る開けてみると中には黒い大きめの箱と一枚の紙、それから壱と書かれた鍵が入っていた。
紙には「汝ラノ最モ貴キモノ五ツヲ捧ゲヨ 始マリノ終ワリ」と書かれてある。
根間「これなんだ?」
平 「おい!!あまり触るな」
だが根間はついつい黒い箱を開けてしまう。すると…中には赤く表示されたタイマー。どんどんと時間が過ぎていく。慌てる面々を前にしても根間はひとり落ち着いていた。
平 「お、落ち着けっ!!」
根間「いや、落ち着いてるけどさあ。冗談でしょこれ」
と、根間が更に黒い箱に触れた瞬間、赤い光が根間を狙う。ボウガンの矢が放たれる前に麻生が突き飛ばして助けた。間一髪避けたもののどうやら監視されてるらしいと疑う面々。
平 「もうそれに触るな!ゆっくり地面におけ」
根間はそっと真ん中のほうに黒い箱を置いた。触ったらまずいことがあるから根間を狙った?
吉良「あれは警告です…根間さんがイレギュラーな行動にでたから」
終ワリノ始マリが爆弾の時限装置を作動させて、始マリノ終ワリが爆発…?とにかく壱の鍵で箱を開けてみたら何か分かるかもしれない。壱は吉良の座っていた椅子だ。鍵を受け取り箱を開ける吉良。入っていたのは一枚の紙と携帯電話。
「壱ノ犠牲 吉良小百合 愛ヲ捧ゲヨ」
携帯電話はネットもメールも使えない。使えるのは電話のみで、しかもひとつの番号にしか掛からないようになっていた。吉良から携帯電話を取り、調べる根間。
根間「あ、ほんとだ。でもこれで助け呼べるんじゃ」
矢内はそれはやめたほうがいいと言う。さっきのこともあるし監視されてるならいつでも殺せると。
根間「…愛ヲ、ってことは告るとか?」
矢内「その番号に見覚えは?」
吉良「知りません。というより、分かりません。私の携帯に登録されてる番号だとしても普段あまり気にしないので…」
とりあえず掛けてみることにすると、スピーカーが設定されていた。
吉良「設定変更も出来ないみたいです。このまま皆さんにも聞いてもらうことになります」
??「はい、いつ島です。…もしもし?」
その声を聞いた吉良は電話を切ってしまう。
吉良「相手は私のこと知らないと思います。愛ヲ捧ゲヨの意味も分かりました」
じつは吉良は大学の教授と不倫していた。先程の電話の相手は不倫相手の奥さんだった。つまり愛ヲ捧ゲヨ…不倫ヲ告白セヨ。いつかは不倫も精算しなきゃいけないんだ、という平の言葉に、吉良はもう一度電話を掛けた。お付き合いさせて頂いてます、と吉良は説明するがいつ島の妻から、自分は大学理事長の娘であり研究の虫であるいつ島が自分を裏切ってまで吉良と結婚する気は無いと言われてしまう。
電話が切れたあと吉良はその場に崩れ落ちた。
吉良「ばっかみたい…何が愛ヲ捧ゲろよ…。そんなもの、初めから無かったんじゃない…」
そのとき、何処かでガチャンと鍵が開く音がした。
(暗転。舞台上に中村さんとみのるさんがやって来る。その間、五人はシルエットのみで身体を止めたままその場から動かない)
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