最後は、あらすじというか感想になりますが宜しければ見てやって下さい。
限界密室。奇抜探偵のあの福田さん脚本、そしてBUSSでのあの九期生三組…エリートヤンキー主演。
素晴らしすぎました。内容も演出も使われた音楽も台詞も演技も、全て。シリアスなお芝居で笑いは一切無し。芸人さんの舞台とは思えないくらい。
開場から既に演出が凝っていて、会場は暗く、座席や隣の人の顔すらまともに見れないくらい。雰囲気にあった音楽とアナウンス(三代目姐さん?)が流れていてこの時点で怖さがあった。
物語の最初に鳴る雷の音と、西島さんが怒鳴るところは肩上がるぐらいびっくりした。
最初に太一くんがボウガンで狙われるとき、ボウガンが放たれたあとに声付きの音が鳴るんだけどその音も怖かった。
とにかく江崎さんと太一くんの演技は上手かったなー。実くんも上手くて引き込まれる。中村さんは終始ボケず…西島さんは喧嘩番長よりも凄く上手くなっていた。文田さんはあんな演技も出来るんだな、と。抑えた感じ?何かほんとに優しそうな雰囲気全開で一番好きなキャラ。個人的には箱を開けるときに横(四人がいるほう)を向いてにっこり笑うのが良かった。いぬのお二人も初めて演技を見たけど良くて、若尾さんは言うまでもなく上手い。
特に最後の、江崎さんが去っていったあとに四人が叫ぶところ。若尾さんの叫びがリアルすぎて他の人の叫びがあまり思い出せない。怖かったなあ…。それでいて悲しい結末。
若尾さん可愛いし細いし、何より声が素敵でした。奇抜探偵にも出てたのかな、馬メイド。
エンディングでは若尾さんが皆のイメージを。…うろ覚えすぎて多分あってません。特に江崎さん有馬さんは自信ないです。
文田→癒し
根建→可愛い
橘 →格好いい
西島→顔は格好よくて性格は厳しい
江崎→癒し?優しい
中村→格好よくて渋い
有馬→可愛い?
太田→髭、小さい
誰が言ったのか忘れたけど「太田がTシャツのSで、みのるがM」と。髭の濃さとか小ささとか、笑。
千秋楽で号泣しちゃう有馬さん。
有馬「終わりたくない」
劇団中村。一匹しかいぬを飼えない中村さん→一人ぼっちの太田さん。
次はいぬ主演で。いごしょもエリヤンも若尾さんも出てほしい、と。
泣きながら
有馬「若尾さん、付き合って下さい」
若尾「年下はちょっと…」笑。
中村「若尾でオチるから」
太田「若尾がオチだと弱いかなって」←
千秋楽でのNG集。中村さんがフラメンコで横切る後ろで、カンペを持っていた有馬さん。ほんとは「フラメンコ教室に通いませんか」的なことだったらしいですが最後の最後で裏切る有馬さん、笑。
千秋楽でのエンディング。中村さんチョイ役だよね。いや、結構いいシーンあったよ。
中村さんが自分が演じた新堂の印象的なシーンと台詞を一人で演じることに(演者全員舞台から降りて客席の前に)。
中村「…謝るな!!」
西島「俺のだよ!!」
これ笑ったなあ、流石なかむ…笑。本編ではシリアスに演じてエンディングでは面白いこと言いまくり。
何だかんだで次は西島さんが一人で演じることに。暫く恥ずかしそうに笑ってましたが結局やる西島さん。
そのあと、「謝るな!!」が弄られまくる…笑。
西島「流行らすな!!」だったかしら、笑。
最後は文田さんと中村さん。何度も手の甲を刺す矢内を止めるシーンでの平を演じる中村さん、しっかりと手に鎖をつけて椅子に座る。
江崎「すみません音響さんもよろしくお願いします」
文田「…ああああああああ!!…これじゃ、まだ…足りない、ってことですかね」
本編通り何度も刺す文田さん。舞台の下(客席)から江崎さんが「もう鍵は開きましたから」と。
ここで中村さんの出番…なんですがやっぱりボケる、笑。
昼の公演時のエンディング。
平役で、終始怒鳴ったり台詞量が多い西島さん。最後のシーンはフラフラになるらしく、暗転して袖へ戻るときに舞台から落ちてしまったそう。やっぱり暗いしフラフラだしちょっと、と西島さん。
全く気付かなかったな…大丈夫かしら、笑。
西島「根建の演技が熱くて、分かったよやるよ!!のとこ、疲れてる馬にしか見えない」
そんなこと言うから二回目その場面見たとき思わず笑いそうになったよ。
文田「すみませんねー、西島の嫌な話して」
文田さんが西島さんの話を。若尾さんについてでした。性悪きた、笑。
終始舞台上にいる五人と違い、中村さんと実くんは出てきては捌けたりと忙しい。楽屋裏で中村さんがボケたりと面白かったらしい。
若尾さんのブログにて。若尾さん演じる吉良は「死にたい」に対して「自分が思うようにすれば良い、自分の人生でしょ」と返したそう。一方、文田さん演じる矢内は「思うようにしなさい。死にたいなら死に、生きたいなら一生懸命生きるんだ」と。
私にはどちらも…特に矢内さんのは優しさしか見えない気がする。感じ方は人それぞれとはいえこれであんな事件に巻き込まれちゃうのは、なあ。
限界密室で使われてた音楽は全て、ウォークマンに入れて聴いて、限界密室を思い出しては思わずうるっとしてます。良い曲使うなあ。
もう一度見れるなら是非また見たい。何度でも見たくなる素敵なお芝居でした。ツイッターを使うところがまた今、って感じがして。似たようなお話で言えば「ブラストが笑う夜」よりも狂気的で残酷な、でも物凄く考えさせられるそんなお話。誰でも加害者になりうるし被害者にもなりうる。ただ限界密室は誰が悪いっていうのとはまた違うんだよなあ、と思います。
ただ一つ言えるのは、四人とも何も知らないまま何も思い出せないままだったのが余計に辛いです。だからこそ麻生は許せなかったのかなあと。
ブラストみたいに沢山の人に見てもらいたい…そんな作品でした。
「限・界・密・室!」 終。
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