お供え物を替えに～生花もね

～疎外感や孤独を感じている人たちへ～

パソコン教室を営んでいる

和田基博と申します

7月15日祝日の海の日、梅雨明けもまだのようで、

朝、テレビをつけると大雨洪水警報が各所で出ていて

警戒が必要なようです。

気温が高いこともあって奉納した榊はもう枯れているだろうと、

庭の榊をハサミで摘んで、神棚、村社の祇園神社、天満宮、甲子（きのえね）神社、

そして宮の森の豊国社、愛獄（おだけ）社の分を洗って水につけ

輪ゴムでくくって用意しました。

こうしたことも重荷に感じたり、無理をしていると感じた時は

止めてこうと思ったりもしますが、

神棚で榊や神饌、盛り塩、茶器の水などを替える延長線上にあるもので、

村社もそうですが、豊国社と愛獄社の神に呼ばれたと感じて神と繋がり、

その恩に報いようとお参りしていると

気持ちもスッキリして明るく感じるのです。

それに村社の氏子であることからも、そのくらいは奉仕したって

誰も文句も言わず、神も喜ぶだろうと思っての事です。

もらってきたフリーペーパーでそれぞれの榊を包み、リュックに神饌のお米と塩、

そして明星寺のひやけんさんで汲んできた神の水を

車に乗せたリュックに入れました。

ドアロックを解除して車に乗ろうとした時、宮地嶽勝盛神社の

警察署殉職者の慰霊碑の生花も枯れただろうと、村社に出かける前に

近くのスーパーに行ってお花を2束買い、水切りをして

車に積み込み出かけました。

朝の時間帯に村社に来ることも滅多になく、いつもは夕方、

仕事や用事を済ませて来ることが多いのです。

村社に着いてリュックを背負い、鳥居之祓を奏上して

いつものように境内へと参道の石段を上がって行きました。

拝殿で氏神、産土神に一礼して、右手の境内神社の祇園社へ行き、

失礼しますと靴を脱ぎ、拝殿へと上がってヤモリやウサギ？か何かのフンを

箒で掃いて塵取りで掃除し、それから榊、茶器の水、盛り塩、

神饌のお米を替えました。

榊の水は週に1度は水を替えに来てはいても、気温が高いからか

枯れるのが早いようで片方は枯れていましたが、左手の榊はまだまだ元気でした。

それから甲子神社、天満社と榊、水、塩、神饌のお米を替えて、

拝殿から祇園神社、甲子神社、天満社、猿田彦大神とお参りしました。

注連掛柱の手前で狛犬の神、獅子の神に一礼して、お池の横を通り、

木の棒を振って蜘蛛の巣を除け、枝葉を除けながら宮の森へ入って

豊国社と愛獄社の祠へやってきました。

出かける時には小雨が降っていましたが、この時は雨も止んでいて

少し道がぬかるんでいましたが、ホイホイとたどり着きました。

やはりウォーキングしていて良かったと感じるのはこういう時で、

足腰の動きも心肺機能も良く働いて若さを感じます。

豊国社と愛獄社の祠に来てみると、やはり榊は枯れていて、

村社には毎日来ていてもこの宮の森には10日か2週間に一度の頻度で

榊を替えにお参りに来ていて、来たときには法螺貝を吹くのです。

それぞれに祠の手前に盛り塩をして神社拝詞を奏上し、

法螺貝を吹いてお参りを終えました。

村社の境内へ戻り産土神たちの発展と繁栄、弥栄を祈り、

村社を後にしました。

今日は仕事も休みなので時間もたっぷりとあって考えなくていいことから、

昼から警察署慰霊碑がある宮地嶽勝盛神社へ行こうかなと思いましたが、

そのまま車を走らせ行ってみました。

鳥居横に交通の邪魔にならないように車を止め

リュックと生花を手に持って鳥居之祓を奏上し、参道を上がって

すぐ右手にある警察署殉職者慰霊碑に生花を置いて、後で参りますと一礼し、

拝殿までやってきました。

賽銭箱がないのですが一円、五円といった賽銭の小銭が

拝殿にたくさん置いてあり、足元には風で飛んだのか

5円玉と10円玉が落ちていて、拾って拝殿にあげ、

私も財布から賽銭を上げ、祝詞を奏上しました。

勝盛山の頂上にあっても一段と風が強くなりビュービューと

風の鳴る音と共に鳥たちが騒ぎ始め、一斉に祝詞に合わせるように鳴いて

神が働いているのが感じられ、自然との一体感を感じました。

ウォーキングでの参拝も今月になって、仕事や用事が多くなったこともあって

中止していて、夜日が暮れてから懐中電灯を持って近場を歩いているので、

暫く来れていなかったのです。

それで月半ばでの生花も枯れた頃だろうと思って車でやってきたのでした。

慰霊碑まで降りてきて、完全に枯れた花を取り出し、新しいものに取り替え、

般若心経、百字の偈を唱えて供養をしました。

月末に供えたお神酒がないなと思って慰霊碑の左手の下を見ると

地面に転がっていましたので、強風で飛ばされたようでした。

先月末に奉納したばかりなので水で洗って、風で飛ばされないように

献花する台の一段下の場所に置いて、法螺貝を下に向けて法螺作法を唱え、

あまりうまく吹けませんでしたが、吹き鳴らしました。

それから法螺口を上に向けて吹きならし、今度は勝盛山から

辺り一帯に響き渡るように谺が返ってきて参拝を終えました。

続きは次回以降アップしていきたいと

思いますので

少しでも、何か参考になったとか

興味があるとか気が落ち着いたと

思って下さると幸いです。

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