若八幡宮と貴船神社

～疎外感や孤独を感じている人たちへ～

パソコン教室を営んでいる

和田基博と申します

氏神様の村社を始め、毎日何処かの神社やお堂、仏閣に参拝しているにもかかわらず、

まだ思い込みで参拝していない、呼ばれないと感じる神社があって、

良く通る道でも思考に出てきたり、何かの用事で偶然通りかかって、

観方を変えれば偶然ではないことに気づきますが、

初めて参拝するという事があったりします。

まあ、ご縁が繋がるという意味では祭神が同じであったりと

後で分かったりもするのですが、その土地の守り神と言う意味では

地の利が違うからかなとも感じていました。

地の利と言うのは荒ぶる神を鎮め納める場所であったり、

人が集まりやすいところに神社や仏閣は建てられていることが多いのです。

朝、片付け物をしていた時、商業施設がある地域の貴船神社が思考に出てきて、

国道には面していませんがバイパスから入ったすぐの所にあり、

午後からの空き時間にまた思考に出てきて、呼ばれていると感じ

行ってみることにしました。

もちろん商業施設の狭い裏の道も神社があるのも知ってはいましたが

初めての参拝となりました。

鳥居横の公民館でしょうか社務所でしょうか、車を止めようとすると

神社前が空き地になっていて、迷うことなくそこに車を入れ止めました。

鳥居は一の鳥居も二の鳥居もそんなに古くは無く

最近ではないのでしょうが新しいもので、拝殿や狛犬を見ると

歴史がある古い神社だと分かります。

鳥居の横には朝倉街道の案内があり、ここが旧街道で

右手は飯塚市街地へと続いています。

鳥居の祓を奏上する前から顔や体にビリビリとした感覚を覚え、

何だかワクワクして鳥居をくぐりました。

左手に古い井戸と案内があるのが見えた時、大きな蜂が

ブーンと大きな羽音を立て目の前に飛んできました。

顔のすぐ前でホバリングして止まり、刺されるとか嫌な感じはしなかったので、

「神のお使い有難う」と言うと旋回して何処かへ飛んで行ってしまいました。

拝殿でお参りして天津祝詞、神社拝詞、トホカミ祝詞を奏上しているとき

何故か他の神社のことが思考に浮かんだのでした。

呼ばれてお参りさせていただいたことへの感謝とお礼参りに参りますと述べて

参拝を終えました。

車に乗り込み、さっき思い浮かんだのは何処だったろうと思うと

宮地嶽勝盛神社、その近くにある神社かなと思ったのです。

宮地嶽勝盛神社は昨日参拝したばかりで呼ばれたのであれば

喜んでいこうと市街地方面へと車を走らせました。

三叉路の交差点で左は勝盛公園がある西町方面、右側はバスセンターがある

町中方面で思考に右、右と出て来たのです。

右折して本真理商店街の入り口の反対側にある嚢祖八幡宮の坂道が見えましたが、

そのまま通り過ぎ、何故か商店街入り口の信号から左折して

裏道の路地へと入っていきました。

入って少し行くと左手には嚢祖八幡宮の数台止められる参拝者駐車場が

見えましたが、呼ばれている思考を遮って次に参りに来ますと念じて

裏の道へと車を走らせました。

嚢祖八幡宮と言えば飯塚市の見守り神でもあり、初詣や七五三などで

にぎわう神社です。

私も子供の頃から何回となく両親や祖父母に連れられて

嚢祖八幡詣でと商店街での買い物が楽しみだった子供時代の記憶があります。

中学、高校と大きくなるにつれ嚢祖八幡宮には行かなくなり、

一度はどういう経緯かはわかりませんが、神社自体の経営が破綻したと

聞いたことがあり、一時は寂れていたのです。

今では神職と言えども食べていくといったことがあるので、

そういうこともあるのが分かりますが、神様自体には

何のかかわりもないことを思えば、神主や神職に参っているのではない

ことがわかります。

心の何処かに何かの拘りがあって、そういった神社には

いかない方がいいだろうという全くの思い込みです。

裏道を抜けると左手には宮地嶽勝盛神社と若八幡宮があるのが思考に浮かび、

片島地区の若八幡神社へと行ってみることにしました。

鳥居の前は道もそんなに広くなく、違法駐車になるので消防団の小屋の所から

上る坂道が境内へ続いているのがわかり境内へと車を乗り入れました。

境内は広く社務所もあるのが分かり境内のはずれには関係者なのか

車が一台止まっていました。

車を降りて入ってきた坂道を出て道を回り込んで、一の鳥居から

鳥居之祓を奏上して入って行きました。

わざわざ入り直さなくても神様は怒ったりはしないと思いますが、

その時はそうしたかったのです。

拝殿で祝詞を奏上していると1台の白いワゴン車が入ってきて、

境内に車を止めました。

神社にわざわざくるのは、普通は参拝者と思いますが、車の前を通る時に

女性の方がドライバーで挨拶しようと思ったのですが、

よく見かける、スマホをずっと見続けて

くぎ付けになっているのが分かりました。

お参りを終え、法螺貝を吹き鳴らし境内神社や碑などを撮影したあと

笑顔で「こんにちは！」と声をかけてみましたが、

怪しい人と思われたのか、こちらを見ようともされなかったので

車に乗り込み、参拝を終えました。

何れにしても神社で法螺貝を吹く人も珍しいだろうし、そう思われても

仕方ないなと笑ったのです。

八幡の神様には何かと縁があるのを嬉しく感じていて、何十年ぶりかで

次に嚢祖八幡宮に参拝しようと思ったのです。

続きは次回以降アップしていきたいと

思いますので

少しでも、何か参考になったとか

興味があるとか気が落ち着いたと

思って下さると幸いです。