符丁(ふちょう)とは、商取引や競りなどで用いられる隠語や専門用語のことです。
【符丁の用途】
- 商品の値段や等級を示すしるし
- 仲間うちだけに通用する言葉、あいことば
- 競りの際に使用される数字を表す専門用語
【符丁の例】
- 製本業では、数字を「一(ぼうよこ)」、「二(りよこ)」、「三(かわよこ)」などと表現する
- 大阪の天満青物市場では、「むめさくらまつたけ」などの符丁が使われていた
- 骨董品市場では、「千枚(せんまい)」が1250円を意味する符丁が使われていた
【符丁の由来】
- 正札販売がなかった時代に、客にわからないように売値を相談するときに使用された
- 競りの進行をスムーズにする目的で使われてきた
- 短い言葉でヤリが突けるので、金額をそのまま発声するよりも、スピーディーに意思表示できるメリットがある
【符丁の現在】
- 現在でも生鮮食料品の卸売市場、商品取引所、証券取引所などでは、大量にすばやく、かつ正確に取引を進めるために用いられている
お寿司屋さんの符丁はこちら