曾良を伴い旅立つ前の顛末を、
BRATSさん流味付けで、
忍者活劇に仕立てました。
抜け忍の芭蕉に、
伊賀もの、伊達の黒脛巾組(くろはばきぐみ)、伊達の殿様親子、神道家……。
それぞれの思惑が絡み合っての人間模様。
可笑し味は、所々にちりばめられてはいるのですが、中身はけっこうシリアステイストと感じました。
戦国の世であるならばいざ知らず、
時はお江戸の元禄期。
忍び稼業に愛想をつかし
生き場所求めての俳諧暮らし。
芭蕉は、無事に死からいちばん遠い場所を見つけることが出来たのでしょうか。
主宰 安田桃太郎さんが、挨拶の中で
「キャスト、スタッフ全員で創造と破壊を繰り返しながらこの日を迎えました!」
と語っていらっしゃいます。
切磋琢磨して
練り上げられた舞台です。
生身のアクションの凄まじさは、今回も顕在。
火花飛びまくりの一騎討ち
敵味方入り交じっての大乱闘
いずれも見逃すものかと集中集中
いやはや体力要りますな
続きます(*´∇`*)。