本編開始当初に手にした東映ヒーローMAX/VOLUME48。
その11㌻には、シャドーラインお歴々のビジュアルが、演者のお名前と共に紹介されていました。
配役の妙ヽ(´▽`)/
驚きかつ胸踊りました。
その日から1年間、
シャドーライン劇場が気になって、気になって
((o(^∇^)o))。
シャドーライン、敵方さんです。
本来、最終章ともなれば、
凶悪、強大なラスボス登場
ヒーロー大ピンチ

そして、絶体絶命からの大逆転勝利
がお約束なんでしょうが…。
いやぁ、まいりました(^^;。
ラスボスさんに感情移入してしもて、
なんぼ考えても悪い人に思われへん。
闇一直線の台詞や状況を見聞きしても
きっと裏がある…。
本心は違うはず…。
諦めたくなかった。
最後の最後まで
ホンマやきもきしました。
さて、キャッスルターミナルで繰り広げられた絢爛たるシャドーライン劇場、
彩った方々はこちら。
・ネロ男爵:清家利一さん/(声)福山潤さん
皇帝ゼットに忠誠を誓う闇信望者。
ゼット一筋さんでしたな。
・ノア夫人:蜂須賀祐一さん/(声)久川綾さん
娘グリッタを権力の中枢にと画策…。
最期は娘の幸せを願うお母様でした。
・シュバルツ将軍:岡元次郎さん/(声)壤春彦さん
武力による闇支配をもくろみ、虎視眈々と機会を狙う。
グリッタの真心に触れ、最期はキラキラを手に入れたと満足して逝きました。
・グリッタ嬢:日下秀昭さん/(声)日高のり子さん
稀代のヒロイン。
身体はごついですが、心根は健気で純情可憐。
その純な真心は、万人に向けられることに…。
皆に救いをもたらしました。
・モルク侯爵:橋本恵子さん/(声)鈴木れい子さん
ゼットの乳母、育ての親。
うるさ方幹部として君臨。ゼットに尽くしました。
シャドーライン幹部の皆様は
凄腕スーツアクターさん揃いヽ(´▽`)/。
対トッキュウ、同士討ち
気迫の殺陣に何度息をのんだことか。
そして、
・闇の皇帝ゼット:大口兼悟さん
初お目見えは、軽めの俺様キャラ。
回を重ねるごとに凄みと艶が増してまいりまして、
深く果てない闇を秘め、想像を絶する孤独の中でキラに焦がれる青年を熱演。
ゼットのひとことひとことが胸に刺さって仕方ありませんでした。
台詞回し、佇まい、
素晴らしい存在感でした。
キラキラという言葉を
他者を大切に思う気持ちと読み替えるならば、
シャドーの皆さんにもキラキラありましたよね。
グリッタ嬢
ノア夫人、シュバルツ将軍、
ネロ男爵、モルク侯爵…。
そして、グリッタを生かし続けたゼットにも。
光と闇
それは対立するものではなく、静かに寄り添うもの。
「キラキラは闇あってこそ…。」
グリッタの言葉に皆が救われました。
シャドーライン劇場、トッキュウジャーの成長物語をより深く考えるきっかけとなりました。