かき氷いただきました。
嬉しい
ありがとうございます。
街中育ちの私は、子供の頃夏休みになると、海にほど近い父の田舎に帰省していました。
当時、祖母の家にはお風呂が無く、みんなでそろって銭湯
通い・・・。
帰りに、かき氷食べさせてもらったことがあります。
人通りの途絶えた薄暗い路地、
立てかけられたヨシズ、
『氷』と書かれたのぼりがパタパタ揺れて、
「のどかわいたなぁ~。」
ゴクッ・・・、きたきた。
もう一声、待ってるんです、父の言葉。
「みぞれ、食べてかえろか。」
戸板をはずして横にしただけのような木のいすに腰掛け、
足をブラブラさせながら、耳をすませます。
シャカ
シャカ
シャカ![]()
シャカ
シャカ
シャカ![]()
たぶん、一番初めにかきあがった分、もらったように思います。
フンワリしてて
冷たくて
甘くって
おいしかったなぁ・・・。
