皆さん今日は。芥川ケンです。今日は私が書かせて頂きます。
「隠れた女王を探しましょう」の項で宇宙の基本的な構造と流れということが書かれていますが、それを世界で初めて表立ってわかる形で示したのがバッハです。そうヨーハン・ゼバスティアン・バッハです。二人目が息子のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハです。そこから先はいちいち紹介していたらバカ長くなってしまいます。
一気に飛ばしてアイドルです。みんな誤解しているようですが、アイドルというのは、音楽ジャンルなんですよ。創始したのはエディ・バルタン、ロベール・ギャル、クロード・フランソワの三人です。全員フランス人です。エディ・バルタンは作曲編曲家で妹のシルヴィ・バルタンとその夫のジョニー・アリデー、そのままフランスの男女トップアイドルですが、この二人をプロデュースしました。ロベール・ギャルは作詞家で、娘のフランス・ギャルをプロデュースしました。彼女は女性アイドルのナンバー2です。そしてクロード・フランソワは歌手・作詞作曲家でセルフプロデュースし、男性アイドルのナンバー2です。フランスとクロードは交際していたことがあります。
ここが肝心なところですが、エディとロベールは、クラシックとジャズとロカビリーを融合することでアイドルという新音楽ジャンルをつくりました。クロードは、そこにさらにディスコを付け加えました。つまり、ビートルズが全くのゼロから新ジャンルをつくったのとは真逆の手法です。どっちが良いとか悪いとかいうことではありません。
現在世界のアイドルシーンの中で、エディ、ロベール、クロードがつくった音の影響を全く受けていないアーティストは一組も居ません。とりわけ直系の子孫と言えるのが現在の日本のアイドルたちです。AKB48の音楽が優れているのは、たぶんあまり言ってほしくないと思いますが、エディ、ロベール、クロードがつくったフォーマットにとことん忠実だからです。
そんなAKB48の中で一番「わかってる」パフォーマーが総監督の高橋みなみです。それはソロ曲の「ジェーン・ドウ」をじっくり聴いてみるとよくわかります。なぜ彼女が一番よくわかってるのか。それはつまり、常に周囲の要求を気にしているからです。敢えて言わしてもらいますが、なぜジョンよりポールの音楽の方が優れているのか。ポールは常に周囲を気にして、根っからの総監督だからです。
秋元康は、たかみなのことをAKB48の良心とまで呼んでいます。それもつまり、そういうことなんです。事件の時、彼女は「AKB終わったな」と思って号泣しました。この感性です。戦争をなくす女性の感性なんです。命からがら戦火を逃れてパリにたどり着いたエディ・バルタンの思いがこもったアイドルというジャンルなんです。
だから高橋みなみは日本の救世主なんです。こういう人が当たり前のように総選挙の順位を下げているのが今の日本です。怖いです。もっとも、それは古今東西を問わない現象かも知れません。昔のドイツの総選挙では、常に1位がテレマン、2位がヘンデル。バッハは最高位8位でしたから。むしろ60年代から80年代へかけてのフランス人のセンスの良さが例外的なんです。なぜ彼らはそうだったのか、じっくり考えてみる必要があります。
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太宰院マキ バサラエルボー代表。一児の母。長年エステ業界で修業し、人の心を開き包み込むように癒す技量に熟達する。
芥川ケン バサラエルボー委託講師 長年フレンチポップスとプロレスの研究に取り組み、最も痛い所に触れずに済ませるカウンセラーとしての顔も持つ。しかし自らの危機には無力で太宰院に救われる。
夏目魔弓 バサラエルボー幹事 さすらいの歯科医。イギリスをこよなく愛し、鋭い文明批評で怖れられる論客。一見怖そうだが、実はまともな相手には優しい。