AKB48の人気がこれほどまでに高まった要因の一つに、毎年実施される総選挙と、節目節目で行われる握手会が あります。盛り上がりますよね。最高のアイドルグループの中で、一番好きな一人を選ぶ。選ばれる側にとっては、握手会で自分をアピールしておくパフォーマンスが欠かせません。さすがは秋元康。
だけどこのシステム、AKBのオリジナルではないんです。実はこれ、ヒミコに代表される古代の女王たちが行っていたことだったんですよ。本来、女王とは国の象徴でした。国の顔としてふさわしい美しさ、威厳、知性などを備えていることが要求されました。また、彼女たちの最も大切な仕事といえば、神託でした。国の将来を左右する政策を、占いによって決定しなければなりませんでした。いくら血筋が良くても、それらの条件を満たしていない女性が女王となることは許されなかったのです。
そこで自然と定着したのが総選挙でした。ふさわしい血筋の多数の女性たちの中から、投票によって女王を選ぶのです。それは大和でも出雲でも九州でも同じでした。ヒミコというのは。女王を意味する普通名詞であって、総選挙によって選ばれた歴代の女王が、その名を名乗っていました。このシステムがあったから古代の日本はうまくいっていたんですね。
次に握手会の方ですが、彼女たちは必ずしも総選挙のために握手をしていたわけではありません。国民の一人一人と直接コミュニケーションを取りたかったのです。民の生の声を政治に取り入れてこそ、真の為政者と言えましょう。
そんな素晴らしい女王のシステム、総選挙と握手会を現代のトップアイドルグループであるAKB48が復活させてくれたのは、日本の未来にとって画期的なことです。女性原理の復活を告げるものです。それだけに、先頃の総選挙直前の握手会を狙った凶行は、絶対に許されるべきものではありません。女性原理に対する重大な挑戦です。それだけに、身を挺して殺人を未然に防いだ川栄李奈さんと入山杏奈さんは、どんなに褒めても褒め過ぎということはありません。菅官房長官はコメントを出すべきでしたね。とにかく、せっかく総選挙と握手会という古代女王のノウハウが復活し、女性原理復活の機運が盛り上がっているのですから、私たちはそれを大いに盛り立てていきたいものです。
ところで
AKB48の今年の総選挙で2位になった指原莉乃さんと4位になった松井珠理奈さんがやたらと悔しいと言っていて、そんな上位なのに悔しい悔しい言うのは下位の人たちに失礼だ、という批判が殺到しました。でも皆さんはもうおわかりでしょう。総選挙の原型は、たった一人の女王を選ぶ選挙だったのです。彼女たちの女としての本能の中にそれがインプットされているから、首位じゃないと意味がないという感覚が生じるのですね。だから野心満々な発言があっても、暖かく見守ってあげて下さい。
さてさて、そんなお話をもっと詳しく聞きに来ませんか。
太宰院マキと芥川ケンの話を聞きに来たい方は、プロフィール欄からメッセージをお送り下さい。追って詳細を連絡します。