逆光【戦国BASARA3エンディング】
歌手:石川智晶
作詞&作曲&編曲:石川智晶

放し飼いにされた大海原で
迷ったふりして右往左往して
どこまでも認めたくないんだよ
もはやヒトではないことを

宙(そら)に浮く白い鳥
美しいと目を細めても
今宵クヌギの木の住み処に
足を踏み入れる

なんてあさましい奴かと
光の前にひれ伏してどれだけ
謝ればいいんですか

ああ逆光は体を黒く埋め尽くす
類いなき日々を前にして
マブシクテマブシクテ

「此処では何をしてもいいんだよ」
何百回もまじないのように
唱えた先に押し寄せる闇よ
それを「恐れ」と云うらしい

深海を這っていた
欲の無い魚連れてきて
その成れの果て
誰かが今楽しんでるように

デッドポイントは
むしろ強くつまびけと
断崖の端までずっと微笑んで走る

ああ逆光がシルエット
浮かび上がらせる
わびしく怯えているんだよ
マブシクテマブシクテ  

この夜空に満開に咲いた雪の花よ全てを消して
手を引かれた子供の頃を思い出して動けなくなる

なんてあさましい奴かと
光の前にひれ伏してどれだけ
謝ればいいんですか

ああ逆光は体を黒く埋め尽くす
類いなき日々を前にして
マブシクテマブシクテ

ヤミクモニアザヤカニ
オレハイマココニイル
マブシクテマブシクテ