「日本人の遺体」情報 政務官、アルジェリアの病院へ
朝日新聞デジタル 1月21日(月)16時13分配信

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記者会見する菅義偉官房長官=21日午前、首相官邸、山口明夏撮影
 アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きた人質事件をめぐり、菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、城内実外務政務官が現場の施設を視察したことを明らかにした。城内氏は現地時間の21日朝(日本時間同日夕)に現場近くの病院を訪問する。アルジェリア政府から「日本人の遺体がある」との情報が伝えられており、安否確認を本格化させる。

 菅氏によると、城内氏は20日、アルジェリアのユスフィ・エネルギー相に同行して施設を建物外から視察。その後、日本人の遺体があるとの情報が寄せられた病院を訪れる予定だったが、夜になったため安全上の理由から訪問を見合わせた。従業員が人質となったプラント建設会社「日揮」の川名浩一社長も城内氏と一緒に行動している。

 病院の訪問は21日午前8時(日本時間午後4時)からの予定。日本政府は日本人の安否確認のため医務官ら第2陣をイナメナスに向かわせたが、砂嵐のため首都アルジェに引き返した。菅氏は「第2陣も朝一便で現地に入る」と述べ、できるだけ早く現地入りさせる考えを明らかにした。

 また、無事が確認された日本人人質7人の帰国に政府専用機を活用するとともに、鈴木俊一外務副大臣を派遣する方針を表明した。安否が確認できていない日本人10人について、菅氏は「安否に関することがあれば私に(城内氏から)報告があるが、それはなかった」と述べるにとどめた。