- 新釈走れメロス
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『新釈走れメロス他四編』、森見登美彦さんです。
森見さんは宵山万華鏡 以来ですかね。
あれを読んでたのが遠い昔のような気がするε=(。・д・。)
森見さんの作品は
誰でも文句無しでおもしろいと読めるのは
『夜は短し歩けよ乙女』
だと思う。
でも、その他のは人を選ぶんじゃないかなぁっと思います。
私はどれも楽しく読ませていただいてますが('-^*)/
今回の新釈走れメロス他四篇は
「過去の名作を現代に置き換えてみませんか」
という編集者の方の一言で始まったみたいです。
その通り、走れメロスなど
過去の名作が森見さん風にしたてあげられています。
全体を通して
相変わらずの腐れ大学生達がドタバタを繰り広げます。
それにしても、読む作品を増やすたびに
あの本のあの時に出てきた話だっていう繋がりが
どんどん増えていきますネー
今回も森見さんファンなら嬉しい伏線が盛りだくさんですо(ж>▽<)y ☆
私が、いっとう秀逸だと思ったのは
藪の中の森見さんバージョンですかね。
【やぶのなか】
芥川龍之介の短編小説。
『今昔物語集』に材を採り、一つの事実を多視点で語ることで
心理の絶対性への懐疑を突きつける、
芥川の中でも最も多用な「読み」が試みられている作品である。
私、不勉強ながら『藪の中』は知りませんが
今回の作品集の中では最も楽しく読めました>w<
こちバージョンでは
映画サークルの大学生が
自分の恋人とその恋人の元彼を主役二人に据えて
二人がよりを戻していくという題材で映画を撮るという話です。
マゾイよマゾイよ~(*゜▽゜ノノ゛☆
その一つの出来事を
例えば!
映画サークルの後輩の目からだったり
主役の友人の目からだったり
もちろん
主役二人と主人公の目からも
語っていくという話です。
森見さんは多視点を扱うと天下一品だと思う><b
視点が変わるときのリズムが好きだなぁ
夜は短しでも二人の視点が変わる時の
なんともいえないタイミングというかリズムが大好きだったヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
今回も、想いが錯綜する中で
完璧な思い込みがあったり
矛盾があったり
それがまた良い味を出していてと
満足、満足(=⌒▽⌒=)
短い話なんですが
引き込まれると同時に世界を広く感じてしまいましたヨー
んー、秀逸なんだぞ(=`^'=)
んー、くにゃくにゃ可愛いんだぞ!(=`^'=)