- 引き出しの中のラブレター/新堂冬樹
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
★★★★★★★★★☆
大好きな新堂冬樹さんの『引き出しの中のラブレター』
今回は恐ろしくない、感動系の方です。(恐ろしいのはホントオソロシイヨ
常盤貴子主演で映画化もされるみたいですねー。
ラブレターってなんか秋っぽぃイメージがあるのでなんとなく、ハードカバーなのに!、手に取ってしまいました。
この作品でのラブレターの意味合いは、告白の時に使う一般的なラブレターとは少し毛色が違います。
『恋人宛ての手紙だけがラブレターじゃないんだよ。家族、友人、恩師へしたためる手紙だって、立派なラブレターなんだ!』
的な意味合いです。
メインの主人公
父親とのわだかまりを持っているラジオパーソナリティの『久保田真生』を軸に
父親と祖父との関係、自分の将来について悩んでいる少年『速見直樹』
ある出来事をきっかけに前に進めなくなったキャバ嬢の『レイ』
父親になる男性を遠ざけ、シングルマザーになろうとしている『由梨』
の話が平行して描かれてます。
そして、その本人であったり、または周りの人が
なかなか、伝えられない言葉であったり気持ちとしてラブレターの原子を持っています。
そんな伝えられない言葉や気持ちがラブレターとして形になるまでの物語です。
5つか6つかラブレターは出てくるけど
それのどれを取っても、宛先の人にとってとっても重要なもの
救われたり、わだかまりが解けたりと。。。
でも、それ以上にラブレターを書いた本人に取って、それがとても重要なものになっていた所がじんわりきました。
人は思ったよりも色んなことを心に持ってるもの。
自分も考えを伝えるのは、まぁできると思いますが、『気持ち』を伝えるのが多分に苦手なので見習いたいですネー(*゚ー゚*)
秋の夜長に是非ご一読を~
