引き出しの中のラブレター/新堂冬樹
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★★★★★★★★★☆



大好きな新堂冬樹さんの『引き出しの中のラブレター』

今回は恐ろしくない、感動系の方です。(恐ろしいのはホントオソロシイヨ

常盤貴子主演で映画化もされるみたいですねー。

ラブレターってなんか秋っぽぃイメージがあるのでなんとなく、ハードカバーなのに!、手に取ってしまいました。



この作品でのラブレターの意味合いは、告白の時に使う一般的なラブレターとは少し毛色が違います。

『恋人宛ての手紙だけがラブレターじゃないんだよ。家族、友人、恩師へしたためる手紙だって、立派なラブレターなんだ!』

的な意味合いです。


メインの主人公

父親とのわだかまりを持っているラジオパーソナリティの『久保田真生』を軸に

父親と祖父との関係、自分の将来について悩んでいる少年『速見直樹』

ある出来事をきっかけに前に進めなくなったキャバ嬢の『レイ』

父親になる男性を遠ざけ、シングルマザーになろうとしている『由梨』

の話が平行して描かれてます。

そして、その本人であったり、または周りの人が

なかなか、伝えられない言葉であったり気持ちとしてラブレターの原子を持っています。

そんな伝えられない言葉や気持ちがラブレターとして形になるまでの物語です。



5つか6つかラブレターは出てくるけど

それのどれを取っても、宛先の人にとってとっても重要なもの

救われたり、わだかまりが解けたりと。。。

でも、それ以上にラブレターを書いた本人に取って、それがとても重要なものになっていた所がじんわりきました。

人は思ったよりも色んなことを心に持ってるもの。

自分も考えを伝えるのは、まぁできると思いますが、『気持ち』を伝えるのが多分に苦手なので見習いたいですネー(*゚ー゚*)

秋の夜長に是非ご一読を~


ばるたんのつれづれブログなんだぞ(=`^'=)-090929_0909~02.jpg