◇2024年8月7日(水)

●聖書 列王記下20:1-11「わたしはあなたをいやし」

 

 20:5 「わが民の君主ヒゼキヤのもとに戻って言いなさい。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、三日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。

 

●黙想

ユダの町はアッシリアに包囲され、国家滅亡の危機にありました。

この時、ヒゼキヤは神に祈り、アッシリア軍が一夜で倒れるという神の御業を見ます。

 

一難去ってまた一難。その頃、ヒゼキヤは命の危機を迎えています。

この時、ヒゼキヤは神に依り頼んで祈り、病気が癒され、寿命が15年延びるという神の御業を見ます。

 

危機を迎えた時、大切なことは、主によりすがって祈ることです。

さらに重要なのことは、危機を脱した後の生き方です。

 

歴代誌には、「そのころ、ヒゼキヤは病にかかり、死にそうになった。彼が主に祈ったので、主は彼にこたえ、しるしを与えられた。しかし、ヒゼキヤは受けた恩恵にふさわしくこたえず、思い上がり、自分とユダ、エルサレムの上に怒りを招いた。ヒゼキヤはエルサレムの住民と共に、思い上がりを捨ててへりくだったので、その時代に彼らが主の怒りに襲われることはなかった」(歴代下32:25-26)と記されています。

 

危機の時も、危機を脱した後も、へりくだって、主に依り頼み、祈る者でありますように。

御名によって祝福します。byバルナバ

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●聖書

 

 20:1 そのころ、ヒゼキヤは死の病にかかった。預言者、アモツの子イザヤが訪ねて来て、「主はこう言われる。『あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから、家族に遺言をしなさい』」と言った。

 

 20:2 ヒゼキヤは顔を壁に向けて、主にこう祈った。

 

 20:3 「ああ、主よ、わたしがまことを尽くし、ひたむきな心をもって御前を歩み、御目にかなう善いことを行ってきたことを思い起こしてください。」こう言って、ヒゼキヤは涙を流して大いに泣いた。

 

 20:4 イザヤが中庭を出ないうちに、主の言葉が彼に臨んだ。

 

 20:5 「わが民の君主ヒゼキヤのもとに戻って言いなさい。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、三日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。

 

 20:6 わたしはあなたの寿命を十五年延ばし、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す。わたしはわたし自身のために、わが僕ダビデのために、この都を守り抜く。』」

 

 20:7 イザヤが、「干しいちじくを取って来るように」と言うので、人々がそれを取って来て患部に当てると、ヒゼキヤは回復した。

 

 20:8 ヒゼキヤはイザヤに言った。「主がわたしをいやされ、わたしが三日目に主の神殿に上れることを示すしるしは何でしょうか。」

 

 20:9 イザヤは答えた。「ここに主によって与えられるしるしがあります。それによって主は約束なさったことを実現されることが分かります。影が十度進むか、十度戻るかです。」

 

 20:10 ヒゼキヤは答えた。「影が十度伸びるのは容易なことです。むしろ影を十度後戻りさせてください。」

 

 20:11 そこで預言者イザヤが主に祈ると、主は日時計の影、アハズの日時計に落ちた影を十度後戻りさせられた。

 

●リビングライフ

http://japan.cgntv.net/detail.php?number=27&category=1042

https://www.youtube.com/watch?v=Cr_3JY9ZGdk