◇2024年7月3日(水)

●聖書 列王記下6:24-7:2「主の言葉を聞きなさい」

 

 7:1 エリシャは言った。「主の言葉を聞きなさい。主はこう言われる。『明日の今ごろ、サマリアの城門で上等の小麦粉一セアが一シェケル、大麦二セアが一シェケルで売られる。』」

 7:2 王の介添えをしていた侍従は神の人に答えた。「主が天に窓を造られたとしても、そんなことはなかろう。」エリシャは言った。「あなたは自分の目でそれを見る。だが、それを食べることはない。」

 

●黙想

サマリアは、大飢饉に加え、アラム軍にも包囲され、経済が破綻し、飢餓状態に陥ります。

王は、我が子を煮て食べ合おうと約束し、裏切られた女性の訴えを聞き、

衣を裂き、憤り、怒りの矛先を神と神の人に向け、エリシャの首をはねようと使者を遣わします。

 

エリシャは、王の使者に、主の言葉を伝え、一夜でこの危機が回避することを預言します。

しかし、使者は信じず、エリシャは「あなたは自分の目でそれを見る。だが、それを食べることはない。」と語り、その通りになります(7:18-20)。

 

大切なことは、絶望的な状況に陥った時、主の言葉を聞くことであり、聞いて信じることです。

そうすれば天が開かれるのを見るだけでなく、味わうこともできるのです。

今日も祝福がありますように。byバルナバ

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●聖書

 

 6:24 その後、アラムの王ベン・ハダドは全軍を召集し、攻め上って来て、サマリアを包囲した。

 

 6:25 サマリアは大飢饉に見舞われていたが、それに包囲が加わって、ろばの頭一つが銀八十シェケル、鳩の糞四分の一カブが五シェケルで売られるようになった。

 

 6:26 イスラエルの王が城壁の上を通って行くと、一人の女が彼に向かって叫んだ。「わが主君、王よ、救ってください。」

 

 6:27 王は言った。「主が救ってくださらなければ、どのようにしてわたしがあなたを救えよう。麦打ち場にあるものによってか、それとも酒ぶねにあるものによってか。」

 

 6:28 王は更に、「何があったのか」と尋ねると、彼女は言った。「この女がわたしに、『あなたの子供をください。今日その子を食べ、明日はわたしの子供を食べましょう』と言うので、

 

 6:29 わたしたちはわたしの子供を煮て食べました。しかしその翌日、わたしがこの女に、『あなたの子供をください。その子を食べましょう』と言いますと、この女は自分の子供を隠してしまったのです。」

 

 6:30 王はこの女の話を聞いて、衣を裂いた。王は城壁の上を通っていたので、それが民に見えた。王の肌着は粗布であった。

 

 6:31 王は言った。「シャファトの子エリシャの首が今日も彼についているなら、神が幾重にもわたしを罰してくださるように。」

 

 6:32 エリシャは自分の家に座り、長老たちも一緒に座っていた。王は彼たに向けて人を遣わしたが、この使者が着く前に、彼は長老たちに言った。「分かりますか。あの人殺しはわたしの首をはねるために人を遣わしました。見よ、使者が来たら、戸を閉じ、戸のところでその人を押し返してください。その後に、彼の主君の足音が聞こえるではありませんか。」

 

 6:33 エリシャがまだ彼らと話しているうちに、使者が彼のところに下って来て言った。「この不幸は主によって引き起こされた。もはや主に何を期待できるのか。」

 

 7:1 エリシャは言った。「主の言葉を聞きなさい。主はこう言われる。『明日の今ごろ、サマリアの城門で上等の小麦粉一セアが一シェケル、大麦二セアが一シェケルで売られる。』」

 

 7:2 王の介添えをしていた侍従は神の人に答えた。「主が天に窓を造られたとしても、そんなことはなかろう。」エリシャは言った。「あなたは自分の目でそれを見る。だが、それを食べることはない。」

 

●リビングライフ

http://japan.cgntv.net/detail.php?number=27&category=1042

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