◇2024年4月9日(火)

●聖書 列王記上3:1-15「何事でも願うがよい」

 

 3:5 その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた。

 

●黙想

ソロモンは主を愛し、主の戒めに従い、主の山に上り、

献身を意味する焼き尽くす献げ物を捧げ、礼拝し、その夜、夢を見ます。

主は、ソロモンの枕元に立ち「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われたのです。

 

ソロモンは、自分のために長寿や富を求めず、

王として、民を正しく裁き、善と悪を判断するための知恵(聞き分ける心)を求めます。

すると主はソロモンの願いを喜び、彼に知恵を与え、彼が求めなかった富と栄光、長寿をも与えると約束されたのです。

 

イエス様は弟子たちに教えます。

「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(マタイ6:33)と。

 

主の山には備えあり。

主を愛し、主の言葉に従う者には、神の知恵が与えられ、すべての必要が満たされます。

 

朝ごとに、主の山に上り、神の知恵である御言葉を黙想し、聖霊に導かれて歩む人は幸いです。

今日も祝福がありますように。byバルナバ

Next:列王記上3:16-28

 

●聖書

 

 3:1 ソロモンは、エジプトの王ファラオの婿となった。彼はファラオの娘を王妃としてダビデの町に迎え入れ、宮殿、神殿、エルサレムを囲む城壁の造営が終わるのを待った。

 

 3:2 当時はまだ主の御名のために神殿が建てられていなかったので、民は聖なる高台でいけにえをささげていた。

 

 3:3 ソロモンは主を愛し、父ダビデの授けた掟に従って歩んだが、彼も聖なる高台でいけにえをささげ、香をたいていた。

 

 3:4 王はいけにえをささげるためにギブオンへ行った。そこに重要な聖なる高台があったからである。ソロモンはその祭壇に一千頭もの焼き尽くす献げ物をささげた。

 

 3:5 その夜、主はギブオンでソロモンの夢枕に立ち、「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた。

 

 3:6 ソロモンは答えた。「あなたの僕、わたしの父ダビデは忠実に、憐れみ深く正しい心をもって御前を歩んだので、あなたは父に豊かな慈しみをお示しになりました。またあなたはその豊かな慈しみを絶やすことなくお示しになって、今日、その王座につく子を父に与えられました。

 

 3:7 わが神、主よ、あなたは父ダビデに代わる王として、この僕をお立てになりました。しかし、わたしは取るに足らない若者で、どのようにふるまうべきかを知りません。

 

 3:8 僕はあなたのお選びになった民の中にいますが、その民は多く、数えることも調べることもできないほどです。

 

 3:9 どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、この僕に聞き分ける心をお与えください。そうでなければ、この数多いあなたの民を裁くことが、誰にできましょう。」

 

 3:10 主はソロモンのこの願いをお喜びになった。

 

 3:11 神はこう言われた。「あなたは自分のために長寿を求めず、富を求めず、また敵の命も求めることなく、訴えを正しく聞き分ける知恵を求めた。

 

 3:12 見よ、わたしはあなたの言葉に従って、今あなたに知恵に満ちた賢明な心を与える。あなたの先にも後にもあなたに並ぶ者はいない。

 

 3:13 わたしはまた、あなたの求めなかったもの、富と栄光も与える。生涯にわたってあなたと肩を並べうる王は一人もいない。

 

 3:14 もしあなたが父ダビデの歩んだように、わたしの掟と戒めを守って、わたしの道を歩むなら、あなたに長寿をも恵もう。」

 

 3:15 ソロモンは目を覚まして、それが夢だと知った。ソロモンはエルサレムに帰り、主の契約の箱の前に立って、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ、家臣のすべてを招いて宴を張った。

 

●リビングライフ

http://japan.cgntv.net/detail.php?number=27&category=1042

https://www.youtube.com/watch?v=gN8DhFyucVQ&t=60s