今年5月に郷原良成さんの備前焼の個展があり、メロン肌(榎肌)の徳利をゲットしました
郷原さんはカセ胡麻やメロン肌が好きなんだそうで、
言われてみれば確かにそんな作品が大半を占めていたかな?
珍重されるべきメロン肌もしくは榎肌の作品が郷原さんの手にかかったら当たり前のように生み出されるものだから、思わず3点も徳利買ってしまった笑笑
しかも、よく似たヤツバッカ
バカでしょ〜笑笑
爆買いならぬバカ買い笑笑
そんな中で一際光り輝いてたのが備前三耳壺群でした
パッとひと目見ただけで、古備前の雰囲気を醸し出してましたよ〜
ありゃ凄かったわ〜
そんな一番気に入った作品は買えなかったけど、
それに次ぐレベルのは買えたかなあ〜
って言うか、どれもさほど大差ないものだった気がするなあ
下の作品は被せ焼きなんですが、被せた部分は火色に焼き上がり、そうでない部分はメロン肌になってます
伏せ焼きする場合は、上から被せる器と下の器がくっ付かないように藁を巻きます
そうして焼き上がった徳利は被せた部分と被せてない部分の対比が面白いし、この徳利に関しては
左右のメロン肌の色の変化も美しい
というわけで、この角度からの景色が1番気に入ってます↓
備前蕪徳利 郷原良成作 銘「夕暮れ」
胴のど真ん中に火色の抜けがありますが
それが山に沈む夕日のように私には見えます↑↓
上のメロン肌の部分をアップにしてみました
あまり知られてないですよね、この木は
そこで、私が撮って来た榎の写真あるからお見せしますよ
四国霊場38番札所金剛福寺の手前にある亜熱帯植物園にあった榎
アップにすると↓
下の肌は榎の肌に似てる
火色の部分のシワ、デコボコが気に入ってます笑笑
郷原さんは古備前にこだわってるだけあって、この作品以外でも首の内側が必ずといっていい程螺旋のように捻り上がりになってます
古備前では江戸以前の徳利はロクロで首の部分を引き上げる時、中に指を入れていないため、このような螺旋状になるそうです
コチラの面はこれまた面白い景色が鑑賞できます笑笑
郷原さんは穴窯で焼成してますが、この写真中央に見える白い糸胡麻は穴窯特有の景色と言っていいと思います
登窯では出ない景色と言われてますから
上下の器が接したところからはみ出した藁が自然釉の胡麻を誘い両者が化学反応を起こして、白い糸状になるようです
でも、この作品は白と言うより透明の、まるで地下水が表面に滲み出て来るような・・
そんな糸胡麻です
インチキしてお酒を中に入れて写真撮ったわけじゃなく、窯から出て来たのをそのまま撮影してますよ笑笑
底の部分にNSとサインを入れてますが、これはその作品に使った土の記号だそうです
何種類もありそれを窯印としているようです
だから、本人がその作品見たらたちどころに分かってしまうと言うわけ










