こんにちはバルコアです。

 

自分の道を見つけようと頑張っている人たちは、必要ではあるが、よくわからなくなると「待つ」という状態に置かれている。

自分のある部分は神なる存在に人生を導いてもらいたいと熱望しているのだが、もし本当に委ねてしまうと、物質界での快適な環境をすべて失うのではないかと恐れている。

このため、恐れを手放し、「すべてはうまくいく」という深遠な真理を受けいれられる強さをもつまでは、「待ち」の状態に置かれたままとなる。

それも、私たちの定義で「うまくいく」のではないかもしれないが、神から見ればまちがいなくそうだという真理である。

 

トビーがリーディングを求めてきたのは、ひどいうつ状態と、関節炎、性的不能状態に陥っていたからだった。

彼の気をみてみると、彼の健康状態は50歳の誕生日を境に突然悪化しはじめたという印象を受けた。

事実彼は50歳になってしまえば、人生のいちばんいい時代は終わってしまうと信じていた。

「だって、まわりを見てごらんなさい。私より年上の男に仕事の機会なんかありますか? いつも若い人に仕事を奪われるって戦々恐々として生きてますよ。どうすればいいんですか」