こんにちはバルコアです。
診断を受けた当初は、誰もが恐れに満ちている。
しかし、気をしっかりもつようになると、実はそれまでにも何かがおかしいという感じがすでにしていたが、恐れのためにその気持ちを無視していたことに気づいた、という人がほとんどだ。
これには深い意味がある。
私たちの直観が与える導きが、身体の力が失われていることに気づくように警鐘を鳴らすのだ。
恐れがだんだんと落ち着いてくるにつれて、ほとんどの人は、内面に向かい、心のなかにあるもの、感情のデータなどを見直すようになったと語る。
こうして、理性と感情の調和がとれるようになっていく。
別のいい方をすれば、自分の考えていることと感じていることのギャップに気づくのだ。
癒しには頭と心がひとつになることが必要であり、ふつう変えなければならないのは頭のほうだ。
日常の選択をしていくなかで、あまり尊重してこなかった心のほうに、頭を合わせていくことが必要なのである。
このように、自分の人生を変えていくステップをとりはじめ、感情に表現の道を与えるようにしたという話が繰り返し語られる。
シルヴィアの話は、知性と心の両方を備えた意識への旅をよく表している。
シルヴィアは乳ガンと診断され、乳房を両方切除した。
ガンはリンパ腺にも広がっていた。