こんにちはバルコアです。
ほとんどの場合、直観を通じて得られる情報は、私たちを何となく居心地悪く感じさせたり、気分が沈んだり、不安にさせたりというかたちをとって、その存在を知らせてくる。
あるいは極端な場合、突如、自分の感情と切り離されてしまったかのごとく、意味もなく漂っているように感じることもある。
直観的な性質をもつ夢では、変化や混沌を象徴するようなシンボルを受けとる。
このような夢は、感情の危機に直面しているときに、より強く感じられることがよくある。
気や直観で感じられる感覚は、自分が人生の岐路に立っていて、いま行う選択を通して、少なくともある程度はつぎの段階を変える力があるという信号を送ってくるのだ。
直観と第3チャクラの独立性が一体となり、あえて危険を冒す力と、腹で感じる直観に従って行動する力を与えるのである。
28歳になるエヴァンは、大腸にできたひどい潰瘍に苦しみ、私に連絡してきた。
彼を診断すると、競馬馬がゲートに連れていかれるのだが、出走することはないというイメージを受けとった。
エヴァンの第3チャクラはまるで何もない穴のようで、気をたれ流していた。
自分の足で立つ気(エネルギー)が残っていないのだ。
失敗を恐れるあまり、人生が与えてくれたさまざまな機会から逃げまわってきているように思われた。
自分の内面を見て、確認や直観を求めようとはまったくしないのだった。