こんにちはバルコアです。

 

彼女のガンは、与え、育むことを象徴する乳房に生じていた。

そのうちに彼女は、自分を尊重し、自分を愛する心を育てていかないかぎり、乳ガンが癒されることはないと気づいた。

徐々に彼女は、ひとりの強い女性という自画像を内面に描けるようになっていった。

自分のことを個人と考えることで、それまで可能だとは夢にも思わなかったような自分自身との関係をつくることができたのだ。

 

自分のニーズを受けいれるようになるにつれて、彼女は内面にある力を体現し、ニールに対して結婚の誓いを守るように迫った。

彼は行動を変えると約束したが、それはひと月と続かなかった。

ついにジョアンナは悟った。

夫を変えることは不可能だ。

自分自身が大きく変わったために、感情の聖域を侵す彼の行為を、もはや受けいれることはできないーーー。

ガンを癒したければ、健康を破壊している状況から離れなければならなかった。

彼女はニールと離婚し、ガンから立ち直った。

 

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