こんにちはバルコアです。

 

自分の住む現在の人生環境や、また世界を、いやらしいとか、いとわしいとか思うような人、あるいは健康に快さを感じない人があったならば、その人くらい不幸を人生に感じている人はないといえる。

反対に、現在の自分の住む世界や環境が、たとえ他人から見てそう大したものではないと思われるようなものでも、自分が心の底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、その人は終始一貫、幸福のるつぼの中で恵まれて活きている人である。

 

私は少年のころに、あの熊沢蕃山(ばんざん)という人の作った歌を見たときに、ああ人間これでなければいけないなあと思った。

 

  憂きことのなおこの上につもれかし

      限りある者の ちから ためさん

 

”憂きことよ、なおこの上に、つもれつもれ。俺は、決して、それに負けはしないぞ”という気持ちだ。

 

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